4の鍵 ページ5
前回のあらすじ
赤マフラーが失礼
────────────
gr)まあ、話だけでも聞いてみようじゃないか。
?)・・・・・・
めちゃ睨むやん。まあええわ。
「では改めまして。A・シルヴィと申します。」
gr)シルヴィ・・・?
「はい。えーと、まずご報告・・・の前に私が何者なのかですね。」
目深に被っていたフードを取る。
「聖女を決める者であり星と神の声を聞く者。そして聖女の力の保持者でもあります、「聖女の鍵」です。」
gr)「聖女の鍵」・・・?そんな奴がどうしてこの国に?
「フューラーとの・・・前総統との約束がありまして。」
懐かしい・・・あの約束を交わしたのもこの総統室だ。
◇◆◇
あの人は死にかけていた私を拾ってくれた。優しくしてくれて衣食住を与えてくれた・・・
『いい国だろ?ここは。』
「綺麗だとは思うよ。街の人も優しいし。」
『・・・なあ、A。』
「なに?」
『お前はもう人を信用出来ないと言ったな。』
「・・・うん、そうだね。」
『今も同じか?』
「・・・少なくとも、この国の人とお前は信用できるよ。」
『ふふっ・・・そうか。なら、拾ってやった代わりとして、何かあった時、この国に手を貸してくれると誓ってくれないか』
「勿論、いいよ。この国は、私も失いたくない。」
『俺が死んでも、だからな。』
「・・・分かってる。でも、死ぬ時はそばにいさせてね。」
『ああ、約束だ。』
◇◆◇
gr)父さんらしいな・・・
「という事で今年ここが不作だと聞いて来ました。あと報告なのですが、今回は聖女の力と魔力の波動が合う女性がいなかったので私が聖女の代理人となります。」
gr)・・・え?
Kn)は?
?)え・・・?
「・・・え?」
なんか変なこと言ったかしら。
gr)・・・幹部全員総統室に集まれ。総統命令だ。
「・・・え??」
え、私・・・なんか、やばいことした?
──────────────────
えへへ、えへ、えへへへ・・・短い・・・
物語が・・・おかしい・・・(?)
許して・・・お願い・・・grさんのお父さんの名前募集中・・・
私じゃ浮かばなかった・・・誰か恵んでくださいませ・・・
10人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅狐 | 作成日時:2021年12月16日 15時