【赤髪の白雪姫】クラリネス王国第二王子の側近は頭脳明晰である秘密を持っています

里帰り編２ ページ39

シェリーは馬に乗って、幼少期、自分が過ごした国へ
帰っていた。

その道の途中では、新しい建物も建っていたりして
いつもはうるさい父が、大切に築き上げてきた国を
のんびりと眺めて、やはり、父は凄いと思っていた









が、




父「シェリー！なんで帰ってきて
　 くれなかったんだい！？！？！？！？
　 父様が嫌いになったのかい？あんな男だらけの
　 場所で仕事をして早く帰ってきてと
　 言ったじゃないか！？！？！！」




シェリーは父を尊敬してしまったことを後悔し、
その記憶をすぐに消し去った。




そして新たな疑問である



何故、父は門の前に立っただけで気づくのか…←



シェリーは考えることを諦めた。



『ただいま戻りました、父様』



父「あぁ！おかえり。
　 もうどこにも行かなくていいからn
　 「おかえり！シェリー」…」


『ただいま戻りました、母様』


母「･･･あなた？

　 執務室の机の上にあった書類

　 終わったんだよね？」


父「い、いや、これには理由があって･･･」


『父様、終わらせて来てください。


　後で、いっぱいかまってあげますから←』


父「絶対だぞ！！！！！」


そう言って父は素晴らしいスピードで戻っていった。



母「ありがと〜シェリー」


『いいよ、別に

　私たちも戻ろう』



そしてお城の中に入っていった。



自分の部屋に戻ったシェリーは

カツラを外し、弟のいるであろう図書館に行こうと
思ったが、


ノックもせず入ってきた人がいた


？「シャル！やっと帰ってきてくれたのか！
　 可愛い妹のことが心配で心配で…
　 もうどこにも行かなくていいからね！」


『ただいま戻りました、兄様



　早く離れないと義姉様呼びますよ。』


兄「えっ、ちょっ、まっt『義姉様ー！


　 ただいま戻りましたー』」


義姉「おかえり！シャル！


　 …執務終わったんだよね？」



兄「いや、これには理由が 義姉「ん？」

　 シャル、あとでなー！」


義姉「ごめんね、まだ妹離れ出来なくて」


『悪いのは義姉様じゃないですから』


義姉「もー！ほんっといいこね！

　 弟のところに行くんでしょ？
　 早く行っておいで！

　 また後でお話しましょう♪」


『わかりました、義姉様』



そして、シャル(シェリー)は弟のいるであろう
図書館に向かった。









作［カツラを外してる時だけ
　 家族はシェリーではなくシャルと呼びます］

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