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十四話 ページ17

『イザナ殿下。私のお気に入りをいじめないで
 いただけますか?』

イ「分かったよ。
  すまなかったね、白雪」


『もうそろそろラジ王子が出発されます。』


イ「分かっている。
  シェリー、後から執務室にある書類を取りに
  来てくれ。』

『かしこまりました。』

何…言われるかな…それより


『白雪、今から時間いい?』


白「は、はい!」


たぶん白雪はゼンのこと…
自覚はしてないんだろうなぁ、白雪鈍いし、
ゼンを信じてみるか・・・


白「そういえば、ゼンと話していたんですが、

  シェリーさんって秘密主義なんですよね?」


『?どうして?』


白「えっと、ゼンがあいつは自分のことをまったく
  話してくれない!信頼してないのか?って
  言ってたんで・・・」


『たしかに、話せないこともあるし話したくない
 こともある。
 でもね、そもそも私は質問されないと答えないよ。


 そうだね、白雪…何か聞きたいことはあるかい?』



白「えぇっ!そ、そうですね…

 シェリーさんにとってゼンはどんな存在ですか?」

『そうだなぁ、世話のかかる弟だね。

 イザナ殿下を支えるのはまだまだだけど、他の人
 にはない視点で物事を捉える事ができるからね。

 まぁ、それが裏目に出ることもあるし
 それを使いこなせるかはゼン次第だろうね』


白「えっと、じゃあ側近で一番強いのは誰ですか?」


『そうだなぁ、まだ側近じゃないけど体術だったら
 オビが一番だと思うよ。
 剣だったらミツヒデと木々は同じぐらいだろうね』


白「シェリーさんは自分では強いと思ってないん
  ですか?」


『うん、どう考えても私は作戦立てる方が向いている
 からね。

 頭脳で一番強いのは私だと思うけどね(^ν^)



 ゼンに聞いたかい?婚約者のこと。』



白「はい。
  正直戸惑ってます。見られるのは嬉しいことでは
  ないですし。」


『そうだね、その気持ちを理解できるといいね。』


白「どういうことですか?」


『私からの宿題だね。
 その気持ちを理解した時ゼンにこの話をしてみると
 いいよ。


 では、私も頭脳で一番強いと言ってしまったから
 には信頼のできる結果を出さないとね。


 では、これは予測として話しておこうか。白雪』


白「はい!」


『明日、私はゼンのところには居れないから
 指図することはできないからね。

 木々とオビが一緒に来て、白雪の護衛にオビが付く
 だろうね

 じゃあ、またね』

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Apple(プロフ) - 雨音さん» お気に入り追加をして下さる方々が増えて嬉しいです!これからも頑張ります!ご指摘ありましたら教えていただけると助かります! (2020年12月8日 20時) (レス) id: e0ae1f888d (このIDを非表示/違反報告)
雨音(プロフ) - 続きがめちゃくちゃ気になります。更新楽しみに待ってます!これからも頑張ってください!! (2020年12月8日 20時) (レス) id: 58c86968e2 (このIDを非表示/違反報告)
Apple(プロフ) - エレナさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年11月29日 20時) (レス) id: e0ae1f888d (このIDを非表示/違反報告)
エレナ - 更新いつも楽しみにしてます!これからも頑張って下さい!! (2020年11月29日 20時) (レス) id: fdfc0b1084 (このIDを非表示/違反報告)
Apple(プロフ) - いるかさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年11月29日 13時) (レス) id: e0ae1f888d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Apple | 作成日時:2020年11月27日 17時

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