えっとライバルですけど……???4【wrwrd!】 (ページ7)

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発熱ページ7

『.ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ...』

sn「39.6度……高熱。」

『ペ神、ごめん。｡ｳﾞｯ、ｴｯﾎｯｺﾞﾎｯ』

sn「ううん、そんな事いいんだよ。ほら、早く寝な」

あれから私は発熱した。
昨日は40.7度。
まあマシになったのだろう。

sn「弟を守るのはいいけど、ここまでなるなんてねぇ」

『えへへ……()』

sn「褒めてないからね」

『あ、はい……()』

ペ神は目を閉じて
私の手に触れた。

sn「……早く治りますように」

本当の神様のようだった。

水色の長い髪の毛や白衣が窓の空気により
靡いてそれがとてもいい感じになっていた。

私が見とれていると
コンコンと病室のドアが叩かれた。

sn「はーい」

ペ神が出るとそこには

pe「きたよ」

兄さん

ri「昨日はごめん」

レイア。

si「大丈夫ですか？」

死神くん。

tr「学校つまんないよ」

トラゾー。

kr「大丈夫？」

クロノアさん

sho「よ」

シャオちゃんと日常組とレイアが
来ていた。

『……なんで』

pe「今日は予定あって来れなかったはずなんだけど、さっき終わって来れる時間帯だったからさ！」

兄さんは明るく話をする。

『無理せんくても良かったんやで』

私は話せる程度で話す。
ここ数日何故か話すのでさえ辛い。

ri「姉様……」

『ん？』

私は笑顔で誤魔化して
ただどうしたの？と言いかける。

ri「……なんでもない」

『ん』

できるだけ長文は話さずにいる。
昔だったら
なんだよー！とか笑ってたんだろうけどね。

sho「体調はどうや？」

『んー、まあまあやな』

kr「早く治るといいね」

ri「……ッ」

sn「……そうだねぇ。早く治って欲しいね」

sho「早く治ったらこのメンツでどっか行こうぜ！」

『あ、うんっ』

私が治ることなんてもうないのに。
もう。

『(死ぬって決まってんのに。)』

何みんなに期待させちゃってるんだろ私。
皆が可哀想じゃないか。

『(死ぬんなら死ぬで早く死ななきゃ行けないのかな。)』

最近は日記を描き始めた。
数日前の日記は病んでる。
ただひたすらに。

"早く死ななきゃ"

そう書いた。
レイアの近くにあるから
見つかりたくはないかな。

『みんなゆっくりしていきなよ』

できるだけの笑顔で

"僕"は

君たちをもてなすよ