【曲パロ短編集】愛を謳う【マッシュル】

ロウワー/ぬゆり様　【マッシュ・バーンデッド】奇花琉様リクエスト　※微ヤンデレ ページ7

夢主設定

A・モーガン

性別：女性
年齢：16歳
魔法：治癒魔法。その効果は絶大で体の小さな傷から致命傷までもを治すことが可能。二本線。
性格：誰にでも平等に接するため、多くの人から絶大な支持を得ている。優しく、当たり障りがない。オーター・マドルを尊敬しており、オーターと同様に魔法不全者はいなくなるべき存在だと思っている。
マッシュとの関係：友達の一人。鍵を開ける授業の時に、たまたま隣同士になり、話しているうちに仲良くなった。
その他：アドラ寮

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マッシュ.side

僕にとって、彼女は一番輝いて見えた。

けれど、Aにとって、僕は数多くの友達の一人に過ぎない。

隣に立っているだけで、心から安心できて、それでいてぽかぽかする。

なのに...

『オーターさんが言ってたの。魔法不全者はいなくなるべきだって。だから私も、そう思うの。』

聞いてしまった、Aの本音。

魔法が使えない僕を、Aが認めたら、僕は一番の友達になれるのかな。

そっと、心の中で願った。

『？マッシュ、どうかしたの？ボーっとして』

マ「...何でもないよ。」

心がちくりと痛む。Aの一番の友達になりたい、そう言いたい。けれど、口に出せなかった。

マ「そろそろ授業だね。また同じ席に座る？」

『あっ、ごめんね、今日は別の友達と約束しちゃって...また誘って！』

マ「そっか。うん、分かったよ。」

誰よりもAのことを理解しているつもりなのに、いつも他の人に取られちゃう。

胸の中が澱の様に濁っていく気がした。

先生「Aさん！貴方の魔法が必要なんです！すぐに保健室へ！」

変な気持ちに困惑していると、先生の焦った声が聞こえた。

『分かりました。すぐ向かいます！』

Aはそう言って、教室を出て行った。

「やっぱAちゃん凄いよなー！」「二本線で傷を癒してくれるって！」
「まさに白衣の天使だよな！」「俺も治して貰いたいなー」

教室はAの話でいっぱいになった。

また胸がモヤモヤする。皆がAの事を褒めているだけなのに。

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〜ある日の事〜

ランスくんから戦いを挑まれ、勝利した日の事、僕はあるものを見てしまった。

ラ「お前確か...A・モーガンか。話には聞いている。よろしくな。」

『よろしく、ランスくん！』

Aがランスくんと仲良くしている所を。

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