阿吽のビーツ/羽生まゐご様 【ドミナ・ブローライブ】※シリアス ページ38
夢主設定
A・モーガン
性別：女性
年齢：16歳(享年)
魔法：白魔法。二本線。
性格：誰にでも無償の愛を授ける優しい性格。身を挺して誰かを庇うこともある。
ドミナとの関係：クラスメイトであり友人。彼女にとって、一番仲の良い友達。
―――――――――――
ドミナ.side
『ドミナ、大好きだよ。』
そう言って段々と冷たくなる彼女の手を握る。僕は無言のまま抱きかかえる。
今日は彼女と一緒に外に遊びに出ていた。
今まで誰かと遊んだりなんてしたことがなかったから、凄く新鮮だった。
一通り遊んだ後、A一人になったとき、通り魔にあった。
魔法が当たり、彼女は息を引き取った。
唯一友人と呼べる存在、そして恋愛感情を抱いていた女性がいなくなった。
お父様からも愛されない僕は、ついに独りぼっちになってしまったんだ。
僕は後悔した。もっと彼女の事が好きだと伝えて入れば、と。
けれど、なぜかできなかった。「愛してる」って、口に出せなかった。
―――――――――――
彼女...Aは、ふわふわとした子だった。
こんな子がヴァルキスにいるだなんて、思いもしないほどに。
けれど、実力はかなり強くて、後方支援に向いていた。
そして何より、誰にでも優しく、誰でも愛した。
僕は彼女の行動が理解できなかった。誰か一人を愛するならまだしも。
『ドミナの気持ち、少し分かるよ。私も、誰からも愛されたことなんか無かったもの。』
それなりに仲良くなった時に、Aが話した。
ド「分かる？はっ、僕の気持なんか、誰にも分からないよ。」
僕は悪態をついて彼女を遠ざけた。けれど彼女の瞳は慈悲の精神そのものだった。
話を聞くと、彼女は人の感情を理解しすぎる面があるらしい。
そのせいで、誰かれ構わず共感して、悲しんで、愛するを繰り返す。
そんな曖昧な存在がAだ。儚くて、すぐに消えてしまいそうな人。
そして、結果的にすぐに消えてしまった。
彼女が僕にかけてくれた言葉を、一つ一つ思い返す。
『ドミナが強いのは分かってる。けど、無理しないでね。』
『大丈夫だよ、私が付いてる。ドミナは一人じゃない。』
何度救われ、何度求めたか。けど、そんな言葉をかけてくれるAはもういないんだ。
どうにか心の隙間を埋めようにも埋まらなかった。
さっきまで晴れてたはずなのに、雨が降る。
冷たい彼女の体は、もっと冷たくなった。
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あき(プロフ) - 夢野みぃさん» ありがとうごさいます！ (5月4日 0時) (
レス) id: 6a224cc54b (このIDを非表示/違反報告)
夢野みぃ(プロフ) - あきさん» リクエスト有難うございます！2の方に作っておきますね！それまで少々お待ちを...！ (5月4日 0時) (レス) id: f4c9af3806 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - すみませんリクエスト良いですか？きゅうくらりんハッピーエンドバージョンが見てみたいです！出来れば作ってくれませんか？ (5月4日 0時) (レス) @page16 id: 6a224cc54b (このIDを非表示/違反報告)
夢野みぃ(プロフ) - ルリーナさん» コメントありがとうございます！！喜んでもらえて何よりです！ (3月30日 21時) (レス) id: f4c9af3806 (このIDを非表示/違反報告)
ルリーナ(プロフ) - セル最推しとして嬉し過ぎます!ありがとうございます!最高です！ (3月30日 20時) (レス) @page42 id: abd4cb76f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：9xwEvJ187ghD0yu | 作成日時：2024年3月7日 23時
