ミルククラウン・オン・ソーネチカ/ユジー様 【アベル・ウォーカー】※シリアス ページ23
夢主設定
A・モーガン
性別：女性
年齢：18歳
魔法：使えるけど弱い。一本線。
性格：優しいからこそ損ばかりをする性格で、よくいじめにあう。
アベルとの関係：同じ貴族階級へ生まれ、小さい頃に出会った。仲が良かったのは小さい頃の少しの間だけで、現在はあまり仲が良くないと思っている。
その他：レアン寮
―――――――――――
A.side
「ふふっ、この程度の魔法も使えないなんて...」
「貴族だって聞いたけど、ざまぁないねぇ。」
今日も私は、周りからからかわれ、いじめの対象になっている。
どうすればいいのかわからない私は、周りが笑っているから、笑い返す。
こうすれば、少しは皆と打ち解けられると思ったから。
けど、現実は違った。
「え、何笑ってんの、キモ」「頭でもおかしくなったの？」
「ヤバい奴じゃんか」「こわっ」
そう言って皆が怒る。そして私の髪を引っ張ったり、顔を殴ったりする。
皆と打ち解けるにはどうすればいいか分からない私は、必要以上に妄想する。
妄想の世界では、私は皆と仲良くなれる。なのに、
『ご、ごめんなさい...許してください...』
私は頭を下げて許しを請う。はたから見れば滑稽そのものだ。
「えー、どうしよっかなぁ」「踏んだ方も心が痛いんだよねぇ」
「それなのに躾けてあげてるの、優しすぎ」
ゲラゲラと笑いながら、私の頭を踏みつける。
心が痛い、そんなの嘘じゃんか。
―――――――――――
ア「A...」
『アベル...どうしたの？』
いじめから解放された私は、レアン寮の寮室へ向かう。その途中にアベルに会った。
ア「今日もいじめられたのか？頬が腫れている。それに髪も。」
アベルは昔から、私に優しく接してくれる。
けれど、学校に入ってから、アベルとの大きな差が目に見えて分かるようになった。
『...惨めでしょ？アベルの言う劣等人種そのものだ...笑うんなら笑ってくれ...』
それだけ言って、アベルに背を向けて寮室へ行った。
自分が今、どんな顔をしているか分からなかった。だからこそ、アベルには見せたくない。
私は生まれた時から才能なんて無かった。
たまたま貴族階級に生まれただけ。両親は出来損ないの私を忌み嫌った。
神様だって、こんな私の事、とっくの昔に見捨てただろうなぁ。
もし、できることなら、アベルの様な強さが欲しかった。
そんなこと、神様は許してはくれないだろうけど。
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あき(プロフ) - 夢野みぃさん» ありがとうごさいます！ (5月4日 0時) (
レス) id: 6a224cc54b (このIDを非表示/違反報告)
夢野みぃ(プロフ) - あきさん» リクエスト有難うございます！2の方に作っておきますね！それまで少々お待ちを...！ (5月4日 0時) (レス) id: f4c9af3806 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - すみませんリクエスト良いですか？きゅうくらりんハッピーエンドバージョンが見てみたいです！出来れば作ってくれませんか？ (5月4日 0時) (レス) @page16 id: 6a224cc54b (このIDを非表示/違反報告)
夢野みぃ(プロフ) - ルリーナさん» コメントありがとうございます！！喜んでもらえて何よりです！ (3月30日 21時) (レス) id: f4c9af3806 (このIDを非表示/違反報告)
ルリーナ(プロフ) - セル最推しとして嬉し過ぎます!ありがとうございます!最高です！ (3月30日 20時) (レス) @page42 id: abd4cb76f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：9xwEvJ187ghD0yu | 作成日時：2024年3月7日 23時
