深海少女/ゆうゆＰ様 【ランス・クラウン】 ページ20
夢主設定
A・モーガン
性別：女性
年齢：16歳
魔法：白魔導士。それなりに強い。
性格：優しい性格だが、過去に囚われすぎてしまう。泣き虫。
ランスとの関係：レモンちゃん(同室)と友達だが、初対面。
―――――――――――
A.side
「別れよう」
一瞬の出来事が数時間に感じた。
私はこの瞬間、彼氏にフラれたんだ。
『...っ、うん、分かった。』
そう答えると、彼は黙ったまま私に背を向けて歩き出した。
嗚呼、私の幸せな時間は、もう終わったんだ。
終わって欲しくなかったなぁ、そう思う。
寮室へ戻ると、こらえきれなくなった涙が溢れだす。
ルームメイトのレモンちゃんから、慰められるも、心の傷は癒えなかった。
次の日の朝、あれから泣き疲れて眠ってしまった。
このまま目を開けなければ、現実を見ることなんてないのかな。
そんな妄想を繰り広げながらも、制服に着替える。
レ「あっ、Aちゃん、おはようございます！えっと、蒸しタオル持ってきますね。」
レモンちゃんは、私に気を遣ったのか、蒸しタオルを作って、目に当ててくれた。
『...ありがとう、ごめんね、気を遣わせちゃって。』
レ「いえ...Aちゃんが悲しいと、私も悲しいですから。」
笑顔でそう言ってくれるレモンちゃん。
けれど、私は前を向くことができなかった。唯一、愛していた人を失ったから。
現実逃避をしても意味が無いことなんてわかってるのに、心は閉ざしていく一方。
もう、どうすればいいのか、わかんないよ。
レ「あっ、ランスくん！」
教室へ向かう途中、レモンちゃんのお友達に会った。
そういえば、何気に会うのは初めてだなぁ。
ラ「...お前、どうしたんだ。」
『えっ？』
ラ「目の周りだ。真っ赤に腫れている。これでも塗って冷やすんだ。」
そう言って、青い髪のイケメンが、塗り薬を渡してくれた。
なんで持ってるんだろう？という疑問は置いといて、凄く嬉しかった。
『あっ、ありがとうございます！』
ラ「嗚呼」
そう答えた後、すぐに教室へ戻って行った。
あとから、レモンちゃんにお名前を聞いた。ランス・クラウンさん...
初対面なのに、優しくしてくれて...温かな人だった。
...やっぱり私、前を向こう。
...けれど、現実はそう簡単じゃなかった。
前を向こうと思っているけど、中々そうはいかなかった。
悲しみに暮れる毎日。けれど、ランスさんと出会って、少しだけ希望を感じた。
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あき(プロフ) - 夢野みぃさん» ありがとうごさいます！ (5月4日 0時) (
レス) id: 6a224cc54b (このIDを非表示/違反報告)
夢野みぃ(プロフ) - あきさん» リクエスト有難うございます！2の方に作っておきますね！それまで少々お待ちを...！ (5月4日 0時) (レス) id: f4c9af3806 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - すみませんリクエスト良いですか？きゅうくらりんハッピーエンドバージョンが見てみたいです！出来れば作ってくれませんか？ (5月4日 0時) (レス) @page16 id: 6a224cc54b (このIDを非表示/違反報告)
夢野みぃ(プロフ) - ルリーナさん» コメントありがとうございます！！喜んでもらえて何よりです！ (3月30日 21時) (レス) id: f4c9af3806 (このIDを非表示/違反報告)
ルリーナ(プロフ) - セル最推しとして嬉し過ぎます!ありがとうございます!最高です！ (3月30日 20時) (レス) @page42 id: abd4cb76f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：9xwEvJ187ghD0yu | 作成日時：2024年3月7日 23時
