きゅうくらりん/いよわ様 【フィン・エイムズ】※バッドエンド ページ13
夢主設定
A・モーガン
性別:女性
年齢:16歳
魔法:赤魔導師、一本線。戦闘に長けているものの、性格上あまり前線には立たない。
性格:優しく、温厚。苦労ばっかりしているフィンのことを気にかけている。
フィンとの関係:中等部での授業で知り合い、その後同じ寮ということもあり、もっと仲良くなった。フィンに多くの友達ができて良かったと思っている。
その他:アドラ寮。ある人と恋仲。
―――――――――――
フィン.side
目覚まし時計の音が大きくなる部屋。その音が鳴る前から、僕は起きていた。
けれど、学校へ行く準備をする気にはなれず、昔撮った、Aの写真を眺めていた。
マッシュくんはまだ寝ていて、大きな鼻提灯を膨らませていた。
そろそろ準備をしないといけない、と思い、マッシュくんを起こして、身支度を進める。
ふと、鏡を見て、少しだけ安心感を覚える。
フ(良かった。...いつもと変わらない表情だ。)
さっきまでの、Aの事を考えてにやけていた顔とは全然違っていて安心した。
こんな表情、皆には見せられないからね。
僕とAは、中等部の頃から一緒だった。
弱い僕を、Aは身を挺して庇って、守ってくれた。
そしていつしか気が付いた、僕はAに恋をしているんだ。
フラれるのが怖くて、まだ告白が出来ずにいる。
『あっ!フィンにマッシュくん!おはよう!』
マ「おはよう、Aちゃん。」
フ「おはよう、今日も速いね。」
『えへへ、お弁当を作りたいから、早く起きてるの!』
そう言って僕達に笑顔を向けるAは、とっても眩しかった。
...Aには、恋人はいるのかな?いなくても、好きな人とか。
そう考えるだけで、心配で仕方がない。
その心配を無視するかのように、恋心は大きくなる一方。
こんな僕が、凄く愚かしく感じる、最近のAは、いつもより楽しそうに感じる。
好きな人の事を考える、自分と同じような表情、それが一層、僕を愚かだと感じさせる。
『フィン?ボーっとしちゃって、どうしたの?早く教室に行こ!』
フィン「あっ、ごめんね、急ごうか。」
隣で歩いてくれるA、その優しさが、
僕は死ぬほど好きで、永遠に好きという気持ちが溢れる。
こんな弱い僕でも、優しくしてくれるAに好かれたいから、ずっと取り繕っていたい。
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あき(プロフ) - 夢野みぃさん» ありがとうごさいます! (5月4日 0時) (レス) id: 6a224cc54b (このIDを非表示/違反報告)
夢野みぃ(プロフ) - あきさん» リクエスト有難うございます!2の方に作っておきますね!それまで少々お待ちを...! (5月4日 0時) (レス) id: f4c9af3806 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - すみませんリクエスト良いですか?きゅうくらりんハッピーエンドバージョンが見てみたいです!出来れば作ってくれませんか? (5月4日 0時) (レス) @page16 id: 6a224cc54b (このIDを非表示/違反報告)
夢野みぃ(プロフ) - ルリーナさん» コメントありがとうございます!!喜んでもらえて何よりです! (3月30日 21時) (レス) id: f4c9af3806 (このIDを非表示/違反報告)
ルリーナ(プロフ) - セル最推しとして嬉し過ぎます!ありがとうございます!最高です! (3月30日 20時) (レス) @page42 id: abd4cb76f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:9xwEvJ187ghD0yu | 作成日時:2024年3月7日 23時