・ ページ12
A.side
『捕まえられるもんなら捕まえてごらんよ！どう？負けを認める？』
ワ「ハァ？誰が認めるかよ！すぐに泥の中に沈めてやる！」
『あっれ？頭に血でも上ったのかな？』
挑発しながら戦っているさなか、ワースが私の挑発に乗ったのか、ブチギレ出した。
ワ「おぉ、良い根性してんじゃねェか。本気を出すからな！！」
『望むところ！！』
そう言って周りの事なんてお構いなしでやりあった。
ありったけの魔力と魔法でワースと言う一人の敵と戦う。
「『お前なんて、嫌いだ！！この先も、ずっと先も嫌いだ！！』」
ア「二人とも、いい加減にするんだ。」
その後、色々と巻き込んでしまったせいで、アベル寮長に叱られてしまった。
―――――――――――
〜ワースがランスに敗北した後〜
アベル寮長から、事の話を聞いた。そして、ワースの所へ行くことにした。
勿論、加勢する気なんて一切ない。けれど、一言、あいつに言いたいことがあるだけ。
付いた先には、ワースが一人で突っ立てた。
『ワース！』
ワ「...なんだよ。今はお前に構ってる暇は...って、なんでそんなに焦ってるんだ。」
ゆっくりとワースのもとへ歩く。
『...その、言いたいことがあるから来た。』
ワ「なんだよ、改まって。」
一息置いた後、ワースに、本当の自分の気持ちを伝える。
『...私は、ワースの強さも、努力も、全部知ってる。それに...認めてるから！』
喧嘩していく中で、ワースがどれだけ努力しているのか、私には分かってくる。
その努力が報われる日が、誰にだってあっていいと、私は思うの。
ワ「...そうかよ。ありがとな。」
それだけ言って、去って行った。
『あっ、ちょっ、ワース！』
慌てて後ろをついていく。ワースの顔は、今まで見たことが無いくらい、嬉しそうにしていた。
『ふふっ、それだけ私に認められてうれしかったの？言ってくれれば、いつでも認めてあげたのに。』
ワ「だァー！！その言葉のせいで台無しだ！」
これからもずっと、腐れ縁でいてよね！私の最強のライバル！！
きゅうくらりん/いよわ様 【フィン・エイムズ】※バッドエンド→←・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あき(プロフ) - 夢野みぃさん» ありがとうごさいます！ (5月4日 0時) (
レス) id: 6a224cc54b (このIDを非表示/違反報告)
夢野みぃ(プロフ) - あきさん» リクエスト有難うございます！2の方に作っておきますね！それまで少々お待ちを...！ (5月4日 0時) (レス) id: f4c9af3806 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - すみませんリクエスト良いですか？きゅうくらりんハッピーエンドバージョンが見てみたいです！出来れば作ってくれませんか？ (5月4日 0時) (レス) @page16 id: 6a224cc54b (このIDを非表示/違反報告)
夢野みぃ(プロフ) - ルリーナさん» コメントありがとうございます！！喜んでもらえて何よりです！ (3月30日 21時) (レス) id: f4c9af3806 (このIDを非表示/違反報告)
ルリーナ(プロフ) - セル最推しとして嬉し過ぎます!ありがとうございます!最高です！ (3月30日 20時) (レス) @page42 id: abd4cb76f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：9xwEvJ187ghD0yu | 作成日時：2024年3月7日 23時
