JUMPの紅一点は知念くんが大嫌い！・・・だった

嫌い〜15〜 ページ16

〜海羽side〜



撮影が終わり、私は楽屋に戻った。


あ、ヒカは飲み物買うって言ってたから

今はいないよ



−ガチャ。




海羽:「……‼」



え？なんで？

なんで知念しかいないの？

他のみんなは？





知念と2人とか、チョーやなんだけど

しかも知念寝てるし……




海羽:「はぁ……最悪…





なんで知念と2人っきりなのよぉっ‼」


私は大声で叫んだ。







侑李:「んぅ…？」

海羽:「あ、ヤバ(知念、起きちゃった…？)」

侑李:「ん…海羽…？」

海羽:「(とりあえず、逃げよう)」



私は知念のそばから離れた。






…いや、離れようとした。

知念に腕を掴まれて、離れられなかった




海羽:「ちょ、知念、離してよ‼」

侑李:「海羽…」

海羽:「(ダメだ、こいつ寝ぼけてる)」

侑李:「僕ずっと、ず〜っと好きだったのになぁ…




海羽のこと」

海羽:「あっそ………







って、ええええええええっっ⁈」







は？

知念が私を好き？

いや、んなわけない

騙されるな、海羽！



海羽:「…知念、腕早く離してくんない？」

侑李:「やだ。」

海羽:「はぁ⁈いいから離しt……⁈」





はぁ？

え？

なんか前、暗くて何も見えないんだけど

ってか、唇になんか当たってるし

…え、これっ、もしかして









キスされてんの⁈

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