橙くんの片想い(ymar)

2『作戦1！』 ページ2

有岡side





よっしゃ！


そうと分かれば、ガンガンアタックしてやる！！







有岡:「や〜ま〜だ♡」


山田:「え、なに、なんで語尾ハートつけてんの？ちょっときもい…」



有岡:「…」



山田:「で、なに？」



有岡:「…ただ、呼んだだけ！」


山田:「んだよ、」





…うわ〜ん！


またきもいって言われたぁ〜！！


山田のバカ〜！









知念:「大貴、そーゆー時はちゃんと作戦を練らないとね！」



有岡:「作戦？？」




あ、ちなみにメンバーのみんなは俺が山田のことを好きなの知ってるんだよ！


俺が山田を好きだと気づいた日に山田以外全員に話したからw



みんな、応援してくれるってさ


てか、それよりも、



有岡:「作戦って…どんな？」



知念:「名付けて…『キスしたくさせよう大作戦！』だよ！」


有岡:「は、はい？？」



知念:「大貴の唇をプルプルのテカテカにして、涼介に大貴にキスさせたくするの」



有岡:「え、と…いや、それは…俺の心の準備が…」





知念:「いや、大貴の心の準備とか知らないから。もしかしたら涼介が大貴のこと意識してくれるかもよ？」



有岡:「…やります」





知念:「よし！じゃあ、早速大貴の唇をプルプルにしないと。」



そう言うと、なにやら知念はバッグをあさって、するとグロスと変なものを取り出した。



知念:「はい、これ！唇のパック？かな？これつけるとプルプルになるよ」



有岡:「おぉ…ありがと…」



知念:「そしたらグロスを塗る！」



有岡:「はい！」



知念:「…大貴、鏡見てみ？？」




有岡:「うん…」




俺は知念に言われた通り、楽屋の鏡の方へ移動した。



有岡:「うわ…すげぇ…めっちゃプルプルでテカテカじゃん」



知念:「でしょ？？これならキスしたくなっちゃうでしょ」



有岡:「知念、ありがと！！」



知念:「うん…あ、そろそろ涼介戻ってくるんじゃない？？」



有岡:「あ、そうだね！」


知念:「僕は…隠れてよっと！」



有岡:「あ、うん」





山田、キスしてくれるかなぁ？

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