橙くんの片想い(ymar)

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有岡side




有岡:「ね〜ぇ！山田！！」



山田:「ん〜、なに」



俺が呼んで返事はしてくれるけど、こっちは全く見てくれない山田。



むぅ…




有岡:「ねぇねぇ、こっち向いてよ」



山田:「ん〜」




有岡:「なんで俺のこと見てくれないの〜？」


山田:「ん〜」





有岡:「…お〜い」



山田:「ん〜」




有岡:「…好きだよ〜？」



山田:「…大ちゃん、きもい」



なっ？！きもいだと？！


冗談だってわかってるから、いつも通り俺も冗談で返そうとした。





…でも、心のどこかで泣きそうになっている自分がいたんだ。




この時きずいた。






…あぁ、俺、山田のこと好きなのかも。









この日から俺の山田への片想いが始まった。




ちょっと切なくて、辛くて、でも嬉しかったりする俺の片想い。

2『作戦1！』→

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