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Aはと言えば、これも彼女にしては珍しく「どうしても外せない先約があって行けないからまた今度話聞く、ごめんね」と今回は不参加の旨を伝えてきた。
Aは基本的に俺の誘いを断らないから、これも傷心の俺に畳みかけるように傷をつけた。Aにだって予定があるのは分かってるし、先約なら仕方がないと自分に言い聞かせ、今日はショッピの家で男2人の飲み会となった。なにこれ寂しい。
「フラれるのってこんなに辛いんやな…」
ちびちびと缶ビールを飲みながら、ぽつりと思ったことを口に出す。
ショッピは何を当たり前のことを、と眉を顰めたけれど素直に思ったことだった。
小学生の頃から告白されることは日常の一部だったし、自分でもモテる方なんだなという自覚があった。
基本的に自分がフッて相手を傷つけるのはなんとなく嫌だなと思って、告白自体は受けることがほとんどだった。歴代彼女の人数は自分でもわからない。
ただ、付き合ってみればなんか違うな〜なんて思うことがほとんどだったし、相手の子を好きになれるかどうかとか、好きになる程度だとか、結局どこかしらですれ違いが生じて最後には俺から別れを告げるばかりだった。
当時もそりゃ多少の罪悪感はあったけど、しょうがないことだと比較的楽観視していて、自分の中では合理的で納得のいく選択だと思っていた。
しかし今、自分がその時の彼女たちの立場になってみて初めて分かったことがある。全く同じ状況ではないとはいえ、特別な人間関係を築いていた相手から、それを今この時限りで終わりにしようと宣告されるのって精神的なダメージがかなり大きい。
「俺、今までの元カノに対してめちゃくちゃ不誠実だったんやな」
自分なりに、俺の事を好きだと言ってくれた女の子たちに対して誠実に接してきたつもりだった。でも、関係の始まりも終わりも俺の一言で簡単に決まってしまうのってきっと理不尽だった。
別れる時に嫌だと泣いて言う女の子に対して面倒だななんて思ったことだってある。
そうやって自己を省みて1人反省会をしていると、缶チューハイを静かにテーブルに置いたショッピが俺の肩を軽くどついてきた。
「えっ、急に何！？」
「お前が1番不誠実だったのは昔の女ちゃうやろ」
「…A、俺のこういうとこも全部見てきてるはずなのに、まだ俺の事好きでいてくれてんの頭おかしいやろ」
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薄暮(プロフ) - とてもこの作品に心を打たれました、感謝です！Twitterの方フォロー申請を送りましたがDMが送れずましゅまろに送らせて頂いたしろくれです。ご確認頂ければ助かります。 (7月19日 1時) (
レス) id: 5d47810ff6 (このIDを非表示/違反報告)
える＠脅威推し - かれんちゃん・・・あつ森・・・ｳﾞｯ 頭が (2022年4月19日 16時) (レス) @page14 id: 68204072c5 (このIDを非表示/違反報告)
牛タン(プロフ) - じばくとっこうたいさん» コメントありがとうございます！私自身、書きながらなんでshpくん報われないんだ？と思っていました。ﾅﾝﾃﾞﾔｯ。これから番外編でshpくんサイドのお話を少し書こうと思っているので、そちらもお楽しみいただければと思います！ (2022年4月14日 20時) (レス) id: ddd9b490a0 (このIDを非表示/違反報告)
じばくとっこうたい - 遅くなりましたが、完結おめでとうございます。更新される度に、いつもワクワクしながら読ませていただきました。夢主ちゃんとciとの関係も好きですが、やっぱり私はshp君を推したい…と悶えてました。本当に大好きです。次回作も楽しみにしています！ (2022年3月23日 18時) (レス) @page32 id: 8209a7a990 (このIDを非表示/違反報告)
牛タン(プロフ) - スイさん» コメントありがとうございます！思わせぶりなciくんも、一途な夢主も、お互いがお互いのことをずっと好きだったんじゃないかなと思いながら書きました😊大好きと言っていただけてとたも嬉しいです！お付き合いいただきありがとうございました！ (2022年3月23日 1時) (レス) id: 08f70284ce (このIDを非表示/違反報告)
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