見た目は天使！中身は…？ー訂正正規ymmt (ページ10)

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ご褒美作戦の効果ページ10

オフィスで小道具の作成を任されたぞ！！！

そんなのも手作りなんだなぁ…

結構簡単でサクサク作ることができた

お昼食べたあとはクイズの勉強と心理学の勉強！！

集中しすぎて一瞬で時が溶けてた

　

『山本ー！今から撮影するよー！』

撮影が始まるらしい。

大体の勉強も終わったので見学させてもらうことにした。

今回の撮影をする人は祥彰さんと。

『問題。』

『太陽系で一番高いｙ』

早速山本さんが押した。

『オンポリス山！』

皆が早押しをしている姿はかっこよくてつい見とれてしまう。

今でも、私が本当にこのメンバーの一員で良いのか不安になる。

みんな自分の得意分野で活躍しているのに…。

私の得意な心理学だって大喜と同じものだ。

もっと自分のできることを増やさなきゃとかいろんな事を考えているうちにクイズがどんどん進んでいってしまっていた。

今の所の点数は祥彰さんが３、渡辺さんが１、伊沢さんが０で差をつけている。

これは祥彰さんの努力ということは分かってるけど。

私のご褒美の効果少しはもあるのかな？と期待してしまった。

これは普通の女の子の恋みたいだ…

こんな気持ちになったのは初めてで、それが祥彰さんなのが嬉しくて。

「祥彰さん頑張って…！」

小さく声に出してみた。

・

今回の優勝は周りに差をつけての山本さんの優勝だった。

途中からぶっちぎりだった。

『Aちゃん！ずっと待ってくれてたの？』

終わってすぐに祥彰さんが走って声をかけてきた。

「つい見てるのが楽しくて…！クイズの勉強がてら見てました！」

『Aちゃん途中で応援してくれたでしょ？あれで頑張れちゃった！』

小さい声でもバレていたらしい

『ぼく、優勝できたよ？』

「おめでとうございます！ご褒美は私のできる範囲でなら…。」

高価なものとかだったらどうしよ

『キスしてもいいかな？』

ゑ？

「え、ぇええ！！！」

驚きすぎて大声が出てしまった。

『だめ…？』

上目遣いからの首かしげるのはアウト。

「ご褒美は物品かとおもっｔ、」

話の途中に祥彰さんにキスをされた。

ファーストキスはとても甘い味で。

夕焼けに照らされた彼の顔はとても甘美だった