#15 邪魔者 ページ16
カーヴェside
「それで、何故君まで着いてきてるんだアルハイゼン！昼休憩の時間はもう終わっただろ」
あの後結局Aとアルハイゼンと3人で昼食を取った
てっきりここで解散してあいつは仕事に戻り、僕は午後からAと二人きりで買い物に出かけるものだと思っていたのに
というかそのつもりで今日を楽しみにしていたんだ
何故性格の悪い野郎に邪魔されなければいけない
「今日の業務は午前中だけだったからな。
今から教令院に戻る必要は無い」
「だからといって…！先に家に帰って本でも読んでればいいじゃないか」
いつもの君なら100%そうするね、と睨んだ
「君を放っておけばまた俺のツケが増えて面倒なことになる。それならば最初から俺が払った方が早いだろう」
「それに前から俺もAに新しい服を買い与えてやるつもりだったからな」
はあ…これじゃあ昨日睡眠不足になるぐらい楽しみにしていた僕が馬鹿みたいじゃないか
この恨みは覚えていろよ…！
＿＿＿＿
No side.
オルモス港の一角でAの服を選びにきた一同
「なかなか悪くないだろう」
「ほんと…？良かった」
試着室から出てきたのは深緑色のリブニットに黒スキニーを合わせ、さらに黒のロングブーツ履いたA
スタイリッシュで機能性に特化しており、いかにもアルハイゼンらしいコーディネートだ
少女の知的で聡明な内面ともよく合っている
「じゃあ、これにしようかな」
「待った！」
彼女の腕を掴み半ば強引に引き止めるのは、不機嫌そうに眉を顰めるカーヴェだった
「あまりにもボディラインが出過ぎている。変な輩に目をつけられたらどうするんだ」
確かにアルハイゼンが選んだ服には無駄が無く動きやすさに優れているが、胸元や腰周りがぴっちりとしている
「なら、君の提案も見せてもらおう。美学に富んだ天才建築家のセンスはさぞかし素晴らしいんだろうな」
それは決して褒め言葉ではなく、皮肉であることは天才建築家も理解していた
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ぽんかん(プロフ) - はじめまして！カーヴェの夢小説を検索していたら辿り着きました！2人の掛け合いやアルハイゼンも口には出さないけどデレデレな所とかカーヴェに至っては全解釈一致すぎて勝手に握手した気分です！きままに更新していただけたら嬉しいです (2023年4月6日 18時) (
レス) @page19 id: d77cfdd6b9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - ももももももつつつさん» わわ、コメントありがとうございます！夢主ちゃんは新しい出会いの元幸せに暮らして貰います(断言) 応援励みになります！頑張ります (2023年2月6日 15時) (レス) @page12 id: 93ec8e272a (このIDを非表示/違反報告)
ももももももつつつ - う、、泣主人公には幸せになってもらいたいですね泣泣泣更新頑張ってください泣泣泣泣 (2023年2月6日 2時) (レス) @page9 id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し | 作成日時：2023年2月4日 22時
