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#10 ちょっと変な人 ページ11

.

Aside





キッシュと呼ばれる料理が焼けるのを待ってる間に、
アルハイゼンさんからある物を渡された



「はい、これ」


緑色に発光している電子的なイヤフォン、アーカーシャ端末だった



そういえばあのときあの人たちに没収されて…


うっ、頭が痛くなってきた
思い出すのはやめよう



「教令院から新しいものを貰ってきたんだ。これが無いと君も色々不便だろうと思ってな」


私の新しい家主様はいつも仏頂面で、一見何を考えているのか分からなくて怖いこともあるけど案外優しい人だと思う


「ありがとうございます」

「それから君に…」



「ただいまー!!!Aー!!」


勢いよく玄関のドアが開いて、それからドタバタと忙しない音と共に帰宅したばかりのカーヴェさんが勢いよく私に抱き着いてきた


あれ、今なんの話をしようとしたんだろ



「今日は珍しく早く帰れたんだ!寂しい思いはしてなかったかい?僕と居れないじか…グハッ」


目の前に広がるクリーム色の頭を本の角で殴り、彼の腕を緩ませたのは眉間に皺を寄せたアルハイゼンさん

少し暴力的なやり方だけど、助かったのは間違いがない

苦しさと変なドキドキで危うく倒れてしまうところだった


「俺がとうに帰宅していたから問題無い。彼女も精神的に自立していて何もそこらの動物や君みたいな面倒臭い生き物とは違うんだ」

さっさと離れろ、とアルハイゼンさんがドスの効いた声で告げるとカーヴェさんは不満そうにも腕をどかしてくれた


「さて、飯にしよう。
話はその後でこいつに任せることにする」


身寄りのない私を拾ってくれた金髪の彼はとても優しいけど、ほんの少しだけ変わっている


____



夜ご飯を食べ終えて食器を洗い終わったあとにカーヴェさんから呼び出された

言われた通りに机の前に座ると、いくつかの紙と筆記具を目の前に並べられる



「これは簡単な知能検査と心理検査だ。君の学習状況や精神状態を見極めるために、少しだけ協力してくれるかい?」


どうやらこれらはアルハイゼンさんが用意したものらしく、さっき私に言いかけてたことはこれなのかな、なんてぼんやりと考えながらペンを手に取った

#11 精神年齢→←#9 理想的状況



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ぽんかん(プロフ) - はじめまして!カーヴェの夢小説を検索していたら辿り着きました!2人の掛け合いやアルハイゼンも口には出さないけどデレデレな所とかカーヴェに至っては全解釈一致すぎて勝手に握手した気分です!きままに更新していただけたら嬉しいです (2023年4月6日 18時) (レス) @page19 id: d77cfdd6b9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - ももももももつつつさん» わわ、コメントありがとうございます!夢主ちゃんは新しい出会いの元幸せに暮らして貰います(断言) 応援励みになります!頑張ります (2023年2月6日 15時) (レス) @page12 id: 93ec8e272a (このIDを非表示/違反報告)
ももももももつつつ - う、、泣主人公には幸せになってもらいたいですね泣泣泣更新頑張ってください泣泣泣泣 (2023年2月6日 2時) (レス) @page9 id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無し | 作成日時:2023年2月4日 22時

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