【文スト】芥川さん、私… 2 (ページ6)

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私も一人で任務をこなすようになった

それから暗殺系の任務を数こなした

時には太宰さんと中原さんと3人で敵組織を壊滅させた

そんな日々が続いて

約一年くらいだろうか

大規模抗争

龍頭抗争が起きた

太宰さんと中原さんは敵を倒しに

織田作さんは横浜の街をパトロール

私は太宰さん達について行くと思ってた

けど、私の任務は首領の護衛だった

『…首領、護衛は私でよかったのですか？中原さんの方が良かったのでは？』

森「君が良かったのだよA君」

森「あの二人は敵の殲滅にうってつけだ。それはこの抗争をいち早く止めるためにもね」

『そうですか…』

森「決して君が弱いと言うことでは無いのだよ？」

森「その証拠に私の護衛を任せた」

『私が貴方を裏切り命を狙う…と言うことは考えなかったのですか？』

森「あぁ、君は裏切らないからね」

『何故、そう言い切れるのでしょうか』

森「君からポートマフィアに入りたいと言ってきたって言うのもあるのだけれど…」

『…』

森「A君の居場所はこのポートマフィアにしかないのだよ、それを態々自ら失う様な行動をすると思うかね？」

森「それに、君は私を殺す目的がない…私を殺しても無駄だと言うことだよ」

『…あたりです首領。流石です』

　

森「いやぁ…褒められてしまっては照れるねぇ」

それからの会話はなく太宰さんのからの通信により龍頭抗争が終結したことを知らされた

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芥川さんに初めて出会ったのは龍頭抗争が落ち着いて間もない頃だった

太宰さんから拾ってきた少年がいる

とバーで話を聞いて気になって顔を見に太宰さんに連れて行ってもらった

太宰「芥川君を見たいなんて君も変わり者だねぇ」

『変わり者だからここにいるんですよ』

太宰「ふふっ…そうかい」

『此処にいる人は皆んなイカれてる』

『私だけじゃない…太宰さんもイカれてる』

太宰「おや？何故だい？」

『太宰さんの考える策略、駒の使い方全てが常人では考えつかないほど残酷で残虐的』

『それに、まず普通の人なら自I 殺が趣味だなんて言わない』

太宰「そうさ、Aちゃんの言う様に私も心底イカれていると思うよ」

『この組織にもイカれていない人はいる。けれどそう言う人は生き残れない』

それがポートマフィアだから