【文スト】芥川さん、私… 2

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コンピュータ室に向かうなりパソコンに向かって座る






カチッとUSBを差し込みカタカタと手を進める








男の顔は既に把握済み







横浜の防犯カメラをハッキングする







モニターを沢山つける







そして一台一台、防犯カメラとモニターを接続して行く






カタカタカタカタ…






『できた…』






一斉にババっとモニターに横浜の映像が映る






画面録画を始めておく





…







『罠を仕掛けよう』






何が良いだろうか…







食事にでも誘おうか





となると…





手紙を書かないと





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最森 杉野 様

初めまして。
ポートマフィア情報員八尋Aと申します。
先日は、遊撃隊が貴方の組織を潰しましたが、貴方だけが命拾いをしたとの事です。
そこで提案があります。ポートマフィアの傘下についてもう一度事業の立ち上げをしませんか？
森カンパニーとして資金の提供や人員の提供などで多くのサポートをしたいと考えております。

そこで、この話について実際に会って商談したいと考えております。

会場は ーーーのーー
日程は 今月 ー日
この会場でお待ちしております。参加については強制ではありません


ポートマフィア 八尋A



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杉野からすればこれ程までに上手い話は無いだろう




会社であった組織は潰れ





人員は皆死んだ





貴重な資源はポートマフィアに取られた今






彼奴が頼れるのもポートマフィアしか無くなる





それに、人員も資金も建物もセットで付いてくるよ





なんて、喉から手が出るだろう






『ふふっ』






あとは、待つだけ






因みに、このコンピュータと防犯カメラを複数繋げる方法はフョードルのものを少し真似させてもらった






実に効率のいい方法だ




杉野が罠に掛かるまで服の用意でもしておこうか

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