【文スト】芥川さん、私… 2

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あの後、いつも通り任務に行って男を殺す




それから報告書を纏めて家に帰える





最近の悩みは寝れないこと





睡眠薬は私の毒耐性のせいで効かないようだ






なのでもう一度ポートマフィアに帰る





…





私は最近ずっとずっと任務をこなしていた





朝から次の日の朝





その朝から次の日の朝






それを数日間続けていれば自然と眠れる





ただしくは、意識不明の状態になれる






倒れる事ができる





意識不明でいるその時間が私の睡眠時間だ





そして今日もポートマフィアの廊下でバタリと倒れた





いつも通り目が覚めると医務室で




私が起きれば




いつも通り中也さんがくる




そして





中原「何回言ったら分かる！！こんなやり方いい訳ねぇだろ！！」





中原「このままマフィアを続ける！？巫山戯るなっ！任務中に倒れたらどうすんだよ！！」




って私を叱って





『…』






体を大事にしろやって最後に行って部屋を出ていくのだけれど



中原「なぁ、聞いてんのか？返事くらいしろや」





『はい』





中原「チッ…手前にはうんざりだ」





今日は違ったみたい





捨てられたかな




遂に中也さんにも




『ふふっ』





甘えていたからだ




中也さんに




なのに言う事は聞かない






『そりゃそうか』





でも涙は流れない




ただ、一人になったんだって事実だけが残る





一葉はまだ私を見れない





服を着る





そして又任務に向かう




人を殺す




報告書を書く




人を殺す





殺す




殺す





殺す






そして倒れる







皆んな気味悪がって離れていく






中也さんも私を慰める事も心配する事もなくなった





…






…






伸びるのは功績だけ




でも、これが私の生き方




まだ、勿論芥川さんのことは好き





けれど最近はまた距離を置かれている





一葉を守るように立つ





森さんから処罰を受ける事も無くなった





ポートマフィアの為に一人でたくさん任務をこなしてくれるから良いんだって事らしい





もう、なんで頑張っているのか分からなくなってきた





芥川さんに振り向いてもらう為





それが本来の目的だった





でも離れて行くばかりで




叶うはずなくて




『…』





何のために生きてるんだろう





足に絡みつく人の手




私の背後に立つ人々




早く地獄に来い




そう毎日呟いてくる

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