【文スト】芥川さん、私… 2

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『中原幹部、昨日の作戦の報告書です。判子をお願いします』








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中原「おう」





…






…








中原「完璧だ、おらよ！ご苦労様」








『ありがとうございます…失礼します』

　





中原幹部の部屋を出て向かうは首領の部屋







『…』








行きたく無い









それが素直な感想だ








…








…コンコンコン







『首領、八尋Aです…先日の任務についての報告に参りました』









森「入りたまえ」








『失礼します』







森「先日、中也君と良い働きをしたんだってねぇ？」






『…』









森「私に無断かい？」








森「私は許可していないよ？」









『処罰なら受けます…が暫くは遊撃隊には帰りません』








森「…そうかい」









森「君はよっぽど処罰が好きだねぇ」







『…』








森「処罰を受ければ許されると思っているのかい？一回ならまだしも何度もだ」






『いえ、ポートマフィアはそこまで緩くありません』






森「分かっているなら何故行う？」







『私情です。ですから処罰なら受けます』







森「打首になることは考えないのかい？」







『太宰さんが抜けた今、私はポートマフィア唯一の作戦立案者…と言っても過言ではないでしょう』






森「自尊心が高いのだね。まぁ良い報告書を見せてごらん」






『…どうぞ』






森「うん。いつも通りよく出来てるよ」






森「今決めたのだけれども、A君」






森「今回の処罰は休みとするよ…一週間だ」





森「君は知っているだろう？たったの一週間で立場なんてすぐになくなることを」






『はい』







それでも一葉の為だと思えば私の立場が危うくなることくらい大したことなかった







森「今日から休みだ…帰れ」





『失礼します』




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プルルルル…プルルルル



中原「どうした？A」





『中原幹部申し訳ございません…一週間休む事になりました』







中原「一週間ッか？」







『えぇ、今回の処罰ですよ』







中原「処罰ってお前は悪くねぇだろ」






中原「これは首領に、確認を取らなかった俺の責任でもある」







『ありがとうございます、ですが良いんです。元は全て私がまいた種ですから…』






『それでは』






中原「おいッまt」






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