第3章 過去 ページ2
おぎゃぁ…おぎゃぁ
〈おめでとう御座います!元気な女の子ですよ〜!〉
〈はぁッ…はぁっ〉
〈よく頑張ったな!〇〇!〉
〈えぇ〉
こんな幸せな夫婦の会話が後数分後に消えるなんて
誰も考えていなかった
…
産まれた赤ちゃんが母に渡された
両親は驚いた
…
その赤ちゃんの髪色は真紅色だったから
父の髪色は黒
母の髪色は茶色
そんな二人からこんなに髪が真っ赤な子供が産まれてくるはずが無かった
私の父は母の浮気を疑った
母は違うと証明するためDNA検査をした
結果は父と母のDNAと一致していた
私の両親は幸せだった
私が産まれてくるまでは
あの後、母は無事退院した
私を連れて家に帰った
その時から私はこう呼ばれてた
〈悪魔の子〉
ひとつの部屋に閉じ込められた
まだ0歳
何も出来ないのに
ご飯はバナナが投げられるだけで
私が泣き喚けば叩かれた
一歳になって二歳になって
ご飯の与えられ方は変わらない
仕事のストレスが溜まっている父は私を叩いた
母は何も言わなかった
ある日、母が高い壺を割った
母は私のせいだと
この悪魔の所為だと
父も帰ってきたら
割れた壺を見て私の肩を包丁で刺した
そんな苦痛に耐えてあれは確か5歳程の時
異能力が発動した
5歳にしては私は頭が良かった
誰にも教わっていない事もこなした
それを両親はきみ悪がった
暴力に耐えて耐えて
どうしようかな迷った時
ひらめいたのが両親を殺す事
何も思わなかった
罪悪感なんて無かった
だから両親が寝てる間に二人を刺した
その後家を出た
両親の財布にあったお金を持って
織田作さんに出会ったのは
私が家を出て一週間程後の事だった
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夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - ありがとうございます! (9月1日 23時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
もけもけパウダー(プロフ) - 把握です!無理のない範囲で頑張って下さい! (9月1日 1時) (レス) id: 7338441079 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - お知らせ📢 明日から投稿頻度下がると思います。読者の皆様申し訳ございません。出来る限り多く更新していける様頑張りますので、これからもよろしくお願い致します。 (9月1日 0時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - 抹茶さん» 嬉しすぎるます!!ストーリーの展開はいつも心配なので少し心配が減りました (8月31日 23時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - もけもけパウダーさん» 樋口ちゃんめっちゃ良い子ですよね! (8月31日 20時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢幻泡影(むーにー) | 作成日時:2023年8月13日 12時