【文スト】芥川の妹は。。4

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太宰「決行日は5日後…それまでAちゃんが耐えられるか…」




中原「決行日なんてどうでもいいだろ！今すぐ助けに行がねぇと！」





「ですが中也さん…こちらは相手の情報をあまり持っていません」





「幹部でもないAを誘拐して元幹部､現幹部､遊撃隊長が助けに来るとわかっている時点で相手は僕達の情報を多く持っているのかと…」





「変に動くのは危険ではないでしょうか」





太宰「そうだ。中也､今は相手の情報をしっかりと掴むことが大切だ。焦りすぎも良くない。」





中原「チッ…なら早く情報探すぞ」





太宰「芥川君は指名手配を受けているからね…ポートマフィアの傘下などに情報を聞き回ってくれ給え」






太宰「中也は､街を歩いて何か証拠がないか調べてよ」





太宰「私はパソコンを使って調べ上げるから」






中原「分かった…ンじゃ行くぞ！」





「承知」





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パサッ…





着ていたワンピースが床に落ちる





〈思ったよりも傷だらけだな〉






『私の傷を見て何になるわけ？』





〈何にもならないさ､でも暇だからね〉





『ならば､一戦交えませんか？』





〈あっさり負けた君が俺に勝てると思ってるの？〉





『やってみないと分かりませんもの』





『今は貴方の異能力もわかってる』





〈そう…怪我しても知らないよ？〉





『貴方の方こそ』





男の投げてきたナイフを受け取る





その瞬間にバッと掛け出す




何を体内にしまっているか分からない…





けど､私はナイフ…いずれは間合いに入らないと





男の手元を見る





まだ何も出していないようだ





サッと男の背後にまわり込んだ





ナイフを振り翳すが…





カキンッ！金属に弾かれたナイフ





男の背中を見ると鉄板が背中から出ていた




『ッ！！』




それからというもの何度も間合いに入ってはナイフを振るが鉄で塞がれるだけ





『ハァ…ハァ』




〈あれ？もう疲れてきたの？俺は全然なんだけど？〉





『まだ行けるッ…ッゴホッ…』





『ゴホッ…ゲホッゴホゴホッ』





『ガハッ…』





ポタポタ…




〈あぁ、君が長く生きられないそう言った理由はその持病のせいだね？かわいそうに〉





『ふっ…思ってもないことを』





『ゴホッ！ゴホッ』





ポタポタ…





〈思ってもない事？悲しいなぁしっかりと俺は君のことを考えて言ったのに…〉




『それよりも早く決着をつけません？』




〈はっ！望むところ！！〉

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