【文スト】芥川の妹は。。 3

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『クソッ！』


この戦い、違和感がある


余りにも敵組織の応援が早い


敵組織の本部からこの拠点までは1時間程かかるはず


なのにこの応援は30分ごとくらいにくる


この作戦前、敵の隠れ家がこの近くにないか捜索したがそんなものはなかった


それに今回のこの壊滅させる組織の本部、傘下どちらの拠点も山の中にあって来るのは簡単じゃない


それにこの雪だ。この雪で来るのは通常よりも遅くなるはず


近くにいた10名の構成員に話しかける


『この拠点の周りを捜索してほしい。敵のものらしきテントや車があれば知らせて』


［［［はい！］］］


ドドドドドッ


敵組織の応援がまた正面玄関を通ってエントランスに入ってくる


『ッ』


中原「ザザッ…聞こえるかA」


『はい。』


中原「こっちは大方終わった。其方はどうだ？」


『また応援が来ました。余りにも早すぎます』


中原「また来たのかよ…本部からこの拠点まで1時間はかかるはずだぜ？」


『はい。ですから何か可笑しいのです。応援はだいたい30分に一度。この雪しかもこの拠点も本部も山の中、ここまで早く応援が来るのは可笑しい』


中原「近くにテントでも建てられたかぁ？」


『その可能性を考慮して今10名の構成員にこの拠点の周りの捜索を任せました』


中原「分かった、あとちょっとでこっちが終わる。終わり次第其方に向かう」


『ありがとうごz〈あらぁ〜！随分焦っているようね〜〉！！ッ』


中原「おい！どうした」


〈ポートマフィアも大した事無いじゃな〜い〉


『中也さん、一旦切ります』


中原「おい！ちょっとまて！」


プツッ


中原「クソッ！一体どうなってやがる」


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『いつから居た？』


〈ついさっきー！気づかなかったの？〉


『えぇ…貴方の存在感が薄すぎて』


〈私の存在感が薄い？そんな訳無いじゃない〜！〉


〈私のこの美貌に気が付かない訳がない！溢れ出る私のオーラにもねッ！〉


『…』


〈あらぁ〜！ごめんなさーい。貴方みたいな地味子ちゃんには分からない話よねぇ〜！〉


『…私、貴方みたいな人が大嫌い』


〈な〜に〜！嫉妬ぉ？辞めてよもぉー！〉


『嫉妬じゃないですけど？自惚れるのもそこら辺で終わらしておけば？』


〈アンタね、黙って聴いていれば私のことボロクソ言いやがってふざけんじゃないわよ！〉


『ふふッ、其方が貴方の本性よ？其方の方がにあってる』


〈ふざけないで！〉


女は近くに居た自分の部下を触る


〈異能力！美の玉(ぎょく)！〉

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