【文スト】芥川の妹は。。 3

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どうすれば良い？




どうしたら中也さんを傷つけないようにお母さんを殺せる？




どうすれば…どうすれば良いの？




私の異能は役に立たないの？




人の傷を転送できるなら、私の傷も転送できるはず




『ッ！』



できる…私の傷も転送できる！！



中原「終わりだ…」




『終わりじゃない！！！終わらせわしない…』




中原「重力操作」




ブワァン…




雪が弾丸に変わる




『異能力！！』




雪の弾丸が私に向かって飛んでくる




この攻撃さえ耐え切れば…まだ希望は見える！！




シュンシュンシュン




『グァッ…！！』




『フーフーッフー…異能力！！生命の糸！！！』




私の体からあらゆる傷が消えていく




『できた…』




私は余りに自分の異能力を信用していなかった




私自身の傷も治すことが出来る




『でも…私の異能力は傷を転送する異能力』




『恐らく、さっきまで私に合った傷は、未来の私に転送されている』




その未来がどのくらい先の未来かは分からない




でも、一つだけ言えるのは一時的に傷が無くなっているだけで、時間は無いということ




中原「傷が…」




『中也さん！私は強くなった！昔の私とは違う！！』




『話を聞いて！！』




中原「…俺は早くテメェを殺してぇ」




中原「お喋りは終わりにしようぜ？」




『終わりにしない！！終わっていいはずがない！！』



『中也さんは、ポートマフィアの一員です！』



中原「五月蝿ェ…話は終わりって言っただろ？」



ブゥォン…



シュンシュンシュン



『ッ！！！！！』



雪の銃弾が私を貫く



その度に異能を使って未来に転送する



シュンシュンシュン



また転送する



シュンシュンシュンシュン



お母さんに近づくまでずっと



シュンシュンシュンシュン



『ア"ッ！！』



シュンシュンシュン



お母さんのところまでレッドカーペットのように雪が血で染まる



また異能力を発動した



母「なんで！？なんで死なないのよ！！！死んで！死んで！！！」




『ッ…死なない！まだお兄さんに認めて貰ってない！私はまだ死ねない！』



『さよらな。お母さん』



バンッ



一つの銃声がなりお母さんが倒れた



『……やっと、やっと終わった』



『中也さん！』



中原「A任務はどうなった？」



やはり、操られている間の記憶は曖昧なようだ



『…順調です。ボスはもうポートマフィアの異能力者が捕縛しました』



『中也さんが無事でよk…』



バタッ

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