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今日は組織の壊滅。


中原幹部の下で私達下級構成員は上級構成員そして中原幹部が進みやすいよう最前に命を投げだす。


中原「ブブッ…次の爆発を合図に下級構成員は爆発で出来た穴から侵入しろ。ブッ……」


そう無線越しに伝言が伝えられた


『承知』


さぁ始まる。地獄が。


……



ドンッ!!!!!



中原「作戦開始!!!下級構成員は侵入を!」



「「「『了解!』」」」


皆で声を合わせ返事


銃を持って建物に侵入する。


侵入した瞬間




ドドドドドッ


銃弾が飛び交う


バタッ…バタッ


一人また一人と倒れていく。


だが、ポートマフィアがおしている


元よりポートマフィアの人数の方が敵よりも多い


だからだろうか…


油断してしまった


『カハッ!!!?』


腹部に激痛が走り熱くなる。


気配を感じなかった。


腹部を見ると横腹辺りから刀が突き出ている。


ポタッポタッ


痛い痛い痛い。


けど、こんなところでへばっていては兄に認めてなんか貰えない。


私を突き刺した張本人を突き放し銃を打つも外してしまう。


腹部の痛みも加わり全く当たらない。



今の状況を見るにこのフロアに残る敵は3人ほど



もうじき終わるだろう。あと少し耐えないと



中原幹部達部隊が中へ入ってくる。



あぁ駄目だ。視界がぼやける。



足から力が抜ける。


銃と刀の戦い。だから距離をとり一方的に攻撃が出来た。


でも…


その相手は今私に刀の先を向けて走ってくる。


私には銃を打つ力さえも残っていない。


薄れる意識の中死を覚悟した





が…


敵が後方に凄い勢いで飛んで壁にぶつかる。


中原「A手前、又やらかしたのかよ。もっと自分を大切にしろ。」


『申し訳御座いません。』


中原「そうやってすぐに謝る癖どうにかしたらどうだぁ?」


『申し訳…「もういい。喋れる状態じゃねぇだろ」』



中原「救護班!此奴を任せた!」

 

「「「はい!」」」


その返事を聞いて安心してしまったのか


その後の記憶はない。


……



















ガバッ!


『ッ!』


腹部が痛い。血がにじみ出る。


そういえばあのとき刺されたのだ。


今いるのはポートマフィアの医務室


また失敗してしまった。


次こそ次こそ捨てられる。


『ヒュッヒュッ』


息ができない。苦しい。


シャッ


ベッド同士を仕切るカーテンが開いた。


??「貴様…また任務を失敗したのか又…」


やめて。その先を聞きたくない……

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夢幻泡影(プロフ) - コメントありがとうございます!かなり切ない話ですよね笑…感情移入?してくださり、嬉しい限りです! (2023年3月13日 23時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
結愛 - 初コメ失礼します!!切なすぎて涙がほお伝って入ってたそれも無意識に (2023年2月23日 22時) (レス) @page9 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(プロフ) - ありがとうございます! (2022年12月28日 11時) (レス) id: c83ee7760b (このIDを非表示/違反報告)
ツナミカワ(プロフ) - 読んでると切ないけど面白いですから (2022年12月27日 22時) (レス) @page37 id: 8933f39901 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(プロフ) - ご報告ありがとうございます。私が気付けた箇所を一話から修正しました。この度は芥川の妹は。。を読んでくださりありがとうございます! (2022年12月27日 12時) (レス) id: c83ee7760b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢幻泡影(むーにー) | 作成日時:2022年12月4日 21時

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