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その日から私は龍之介さん達と一緒に生活するようになった





おじさんに頼まなくたって龍之介さんがご飯を持ってきてくれた





寒い夜も皆んなで集まって寝るから暖かかった





寂しくなんてなかった。





でもあの日






太宰さんが龍之介さんを連れて行ってしまった






「ッ!皆かくれよ!!」







「Aもだっ」







『私も…戦う!!』






いつも戦うのは龍之介さんと銀さん






私たちは見ているだけ







それが嫌だった







甘えてるだけだったから





「駄目だっ!!言うことを聞けっ」





初めてだった






龍之介さんに叱られたのは






『…ごめんなさい』






その後、太宰さんに向かっていく龍之介を岩の影から見ていた







何かを話した後太宰に龍之介さんが連れて行かれたから





だからっ







『あっ…まって!』





ついつい岩から飛び出して後を追いかけた





途中、太宰さんがギロリと私を見た






その瞳が怖くて…恐くて





一度足が止まってしまった





だけど、だんだん小さくなる龍之介さんの背を見ているとこれが最後の別れになるような気がしてもう一度足を踏み出した






気がつけば横浜まで来ていて















『あっ!』






段差に躓いて転けてしまった





顔を上げた時には龍之介さんの姿はどこにもなくて






ただ寂しさが襲ってきた





それから何日か横浜の街をふらふらとしていると孤児院の院長に拾われた






大雑把だけど





これが私の過去





私が龍之介さんに礼を伝えたい理由

第三章 再会→←・



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夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - 猫春#ねこはるさん» 読んでもらえてとっても嬉しいです!舞い上がってますw最初とその後の切り替え凄いですよね、ややこしい事になってしまいすみません…と思いながら優しい太宰さんも怖めな太宰さんも好きなので書いてしまいました (12月24日 21時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - 来世は推しと生きたいさん» ありがとうございます!次回作は芥川さんから一度離れてみようかと思い別の人物に手を出してしまいました。毎作品、最後まで読んでくださり本当にありがとうございます! (12月24日 21時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
猫春#ねこはる - 取り消します。死ぬほど優しかったです(((今読んでる最中の人 (12月24日 17時) (レス) @page11 id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
猫春#ねこはる - 太宰さんが怖すぎて好きです (12月24日 17時) (レス) @page7 id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
来世は推しと生きたい - 完結おめでとうございます!!何度も主様の作品に泣かされました…本当に感動物です。私は芥川推しなのですが,主様の書く原作を保ちながら優しさを少しずつ見せる感じがすごく好きです。あと夢主ちゃんの性格も毎回好きです!次回作も読ませて頂きます! (12月24日 17時) (レス) @page44 id: 3324b2c332 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢幻泡影(むーにー) | 作成日時:2023年10月16日 0時

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