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探偵社はまだ静かだ






書類は元に戻した






掃除も終わらせた






ただ静かな空間にぽつりと私がいる






心が寂しい












龍之介さん







…貴方の優しさにもう一度触れたい







そのまま疲れた私は寝てしまったようで帰ってきたら国木田さんに起こされた





国木田「I日目から居眠りか」







『申し訳御座いません。』







国木田「太宰は」









『…一度帰って来ましたが出ていきましたよ』








国木田「なぜ止めなかった」








『あの人が嫌いだから』







国木田「その気持ちは十分に分かる」







国木田「が、引き留めてくれ」







『…はい』







そんな話をしていると問題の太宰さんが帰ってきた






ジロリと冷たい目で私を睨んですっと笑顔になった







その後ソファーに消えて行った







『ッ』







国木田「A、太宰に何した」







国木田「彼奴は変な奴だが、一定の人に明らかな態度差を付けることなどそうそうないぞ」






『…知らない』








大きなため息をつく国木田さん






国木田「…貴様の世話は太宰が見ることになっていたのだが…変えるか?」






『いえ、ご迷惑をお掛けして申し訳ございません』






『私なら平気ですからそのままで』






国木田「なら、太宰から指示を受けろ」







『はい』






ソファーで寝転ぶ太宰に近づき声をかける






『太宰さん。指示をください』






太宰「…淳くんについて行って」





『はい』

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夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - 猫春#ねこはるさん» 読んでもらえてとっても嬉しいです!舞い上がってますw最初とその後の切り替え凄いですよね、ややこしい事になってしまいすみません…と思いながら優しい太宰さんも怖めな太宰さんも好きなので書いてしまいました (12月24日 21時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - 来世は推しと生きたいさん» ありがとうございます!次回作は芥川さんから一度離れてみようかと思い別の人物に手を出してしまいました。毎作品、最後まで読んでくださり本当にありがとうございます! (12月24日 21時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
猫春#ねこはる - 取り消します。死ぬほど優しかったです(((今読んでる最中の人 (12月24日 17時) (レス) @page11 id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
猫春#ねこはる - 太宰さんが怖すぎて好きです (12月24日 17時) (レス) @page7 id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
来世は推しと生きたい - 完結おめでとうございます!!何度も主様の作品に泣かされました…本当に感動物です。私は芥川推しなのですが,主様の書く原作を保ちながら優しさを少しずつ見せる感じがすごく好きです。あと夢主ちゃんの性格も毎回好きです!次回作も読ませて頂きます! (12月24日 17時) (レス) @page44 id: 3324b2c332 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢幻泡影(むーにー) | 作成日時:2023年10月16日 0時

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