【文スト】芥川さん、私もう…

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その日は他に仕事が無かった






探偵社で書類を纏めて






お茶を出して







…明日から本格的に仕事を始めるらしい







明日は、初めてだから太宰さんが付いてきてくれる





…





…





太宰「…。」





での中で握っている鍵を見る





…





今は誰かに甘えたい






この不安も




怖さも




寂しさも





全部忘れたいから




…





…





家…行っても良いかな






迷惑かな




…





『迷惑…だよね』





…





…




？？「行ってきなよ」






『ッ！乱歩さん？』






江戸川「本来、君は彼との交流を断つべきだ」







江戸川「だけど、僕の超推理では君の裏切りは見られない」






江戸川「それに…彼も待っているよ」






『っへ…』







龍之介さんが…？







乱歩さんの超推理は一度も外れた事が無いそうだ





…嬉しい





嬉しい






『ありがとうございます』






江戸川「その笑顔だよAちゃん」







『へ？』






江戸川「常に気を張っているなんて大変でしょー」





やっぱり…





『探偵社は暖かい』





ーーーーーーーーーー

江戸川「太宰」





太宰「どうされました？乱歩さん」





江戸川「君もちゃんとAちゃんを元気つけて上げなよ〜」






太宰「…そうですね」





江戸川「何故、やらなかった」





太宰「…心配なんです」





…





…





太宰「明日からの温度差に耐えられるか」







江戸川「君が悩むなんて…はぁ」






江戸川「前職から優しくなったものだね」





太宰「…人は変化し続けてますから」




…





…





太宰「ですが…私の中にはまだ昔の私が居座っているんです」






太宰「もし…僕がAちゃんに酷いことを言ってしまったら」







太宰「支えられなかったから」






太宰「その時は…彼女に手を差し伸べて上げてくれませんか？」






江戸川「分かった…ただし」





江戸川「一回につき黒豆大福二つね」






太宰「ははっ…そりゃあ痛い」






太宰「それでは仕事に行ってきますね」





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これから始まる探偵社員としての本格的な業務




太宰「心配だ…」





その業務の内容に探偵員は心配している






太宰「もしもし、安吾。」






坂口「なんですか、太宰君」






太宰「Aちゃんの仕事の件だけどこれ以外に他はないのかい？」







坂口「残念ですが」





太宰「…そうかい」





太宰「…耐えてくれたまえ」





Aちゃん

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