第24話 ページ26
Aside
＿＿＿＿＿＿＿＿
先日からなんだか院内が騒がしい気がする
なかむもあれから部屋には来ていないし…
この部屋からじゃ上の階がどうなってるのかサッパリ検討と付かないな…
「感染者だ！！」
その時、上の階から叫び声が聞こえてきた
感染者…？ワイテル病の？
でもここの院内にはそもそも感染者ばかりだろうし、そんな驚くことじゃ…
「うわぁぁぁぁぁ！！！」
なんなの…？
悲鳴にドタバタと走り回る音…
これじゃまるで誰かに襲われてるみたいじゃない
…襲われてる…？
まさか…
重症患者が出たってこと？？
ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ!!
A「ひっ!?」
その時、何者かが私の部屋のドアを叩く音が響いた
A「こ、この部屋は誰も来れない隠し部屋なんじゃ…」
今はそんなこと考えてる場合じゃない
その得体の知れない何かが侵入しようとしてるのかもしれない
A「隠れなきゃ」
といいつつ辺りを見回すものの、隠れられそうな場所はなく…
何者かの足音は近づいてきた
その恐怖に思わず息を飲む
そして物陰から姿を現したそれは…
A「っ…」
もはや人間ではない、ゾンビと言ってもいい程病気が進行してしまった患者だった。
A「な、なかむ…たすけ…」
壁際に追い込まれ、噛まれるっ、
そう思った途端目を閉じるも、予想してた痛みは来なかった
「だから、大切なら部屋の管理はちゃんとしとかないとってあれほど…はぁ…」
A「えっ…」
そこに立っていたのは血塗れの白衣を着た
A「あ、貴方は…えっと…」
kr「きりやん。怪我は？」
あぁそうだ。
なかむがよく言っていたきりやんと言う人だ。
A「怪我は無いです。ありがとうございます」
kr「いいよ別に。それより、ここはもうセキュリティが壊されちゃったから安全じゃなくなった。ついてきて」
えっ…
でも、なかむがここに居るように言ってたし…
でも断って、またあんなのが入ってきたら対処なんて…
kr「なかむのことなら心配無用だよ。ちゃんと伝えてある。君を助けに来たのも、あいつに頼まれたからだし。」
そうだったんだ
それなら…
A「って、ちょっとまって！」
kr「置いてかれたくなかったら着いてきてね。あと、俺の傍から離れないこと。間合いの中じゃないと守れない」
A「っ…わかった」
そして私は部屋を出て、彼について行くことにした
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黒灰白有無％(プロフ) - 1から読ませて頂きました！！迚も面白かったです！医者側に回るの珍しくて好きです笑！気が向いたらで構いませんので又更新楽しみにしています！これからも応援しております (9月9日 10時) (
レス) @page39 id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)
砂(プロフ) - あの…もう更新ってしないのでしょうか。すごいこの話好きで毎回楽しく拝見させてもらっていて、だからこの話が途中で終わるのはすごい寂しいです。 (2021年10月6日 22時) (レス) id: 18153accc7 (このIDを非表示/違反報告)
いなり。(プロフ) - そらさん» ありがとうございます！少しずつですがよろしくお願いします´ω`* (2021年8月8日 20時) (レス) id: 19d58e4312 (このIDを非表示/違反報告)
そら - まさかの主人公ちゃん、サイコパスエンド!？「無理せず」に頑張ってくださいね！ (2021年8月5日 21時) (レス) id: 996b310c05 (このIDを非表示/違反報告)
いなり。(プロフ) - suzunehositukiさん» ありがとうございます！少しずつですが頑張ります！ (2021年7月29日 0時) (レス) id: 19d58e4312 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いなり。 | 作成日時：2021年1月24日 16時
