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翌日の深夜＿＿＿＿
………目覚めてしまった…。
眠い。途轍もなく眠い。
ぐっすり寝たいのに寝れない。こんな拷問があるだろうか？
燈矢のせいだ！燈矢が夕方にあんな、あんな事を！したから！寝れなくなったんだ！
十四品目… ページ15
翌日の深夜＿＿＿＿
………目覚めてしまった…。
眠い。途轍もなく眠い。
ぐっすり寝たいのに寝れない。こんな拷問があるだろうか？
燈矢のせいだ！燈矢が夕方にあんな、あんな事を！したから！寝れなくなったんだ！
それに…キ、キスなんて……。恥ずかしくて、心拍数が上がって寝れやしないよ。あの馬鹿野郎…！
にしても喉が渇いた。
キッチンに行って水飲もう。そうしよう。
「随分と早い目覚めだな」
寝ぼけているのだろうか。目の前に燈矢が居る。
しかも俺の一人用の布団に潜り込んでいる。
「…本物？」
「本物」
──本物…
──本物…？
──本物…！？
「うわァ！？」
俺は布団から飛び上がり部屋の角に移動した。
当たり前だ。目覚めたら少し動いたら唇と…唇が触れ合う程の距離に、燈矢が居たんだから。
「しーー。夏くん起きちゃうだろ？」
お前のせいだろうが…！よく言うよ！！
チラッ…と、窓際で寝ている夏君を見れば、ぐっくり寝ていた。
最近は燈矢の愚痴で夜中まで起きていたようだから…。夜更かしになってなくて、よかった。
「何？顔真っ赤にして…かーわい」
緊急報告。燈矢の距離が近い。
昔は手を繋ぐ位の距離感だったのに…
最近は理由もなく抱き締めたり、キスをしたり……数えきれない程、のスキンシップをしてくる。
ほら？今も抱き締めて俺の首筋に顔を擦り寄せて、すぅぅぅ…と、吸っている。
慣れたくなかったけど、慣れてしまった。俺は猫か？
「…離して」
「何で？俺の側から離れる気？」
「ソンナ言い方すんなよ。唯、喉乾いただけだ」
「あー何時も口開けて寝るもンな。何か食べる夢見てンのか知らないけど、指入れるとパクっ！て、加えるし」
「お前！俺が寝てる間、ソンナ事してたのかよ！」
「してた。最近眠れなくて詰まらないし」
「お前…」
「俺も行くー」と、俺の腕を掴んでいる燈矢を連れながら、俺達は暗い廊下を進みキッチンへ向かっている。
キッチンへ近づくと、廊下に小さなな人影が見えた＿＿＿焦凍だ。
何でこんな時間に居るんだ？……あぁ、微かに冷さんの声が聞こえる。冷さんを探しに来たのか。
「焦───！？」
俺が話しかけようとした瞬間＿＿＿焦凍の顔に、熱湯がかけられた。
義父さんの髪色の方に、義父さんの瞳の方に。
焦凍の痛がる声…冷さんの謝る声がキッチンに響く。
「焦凍！大丈夫か！？」
「A…兄？」
よかった…！意識はちゃんとある。
身体の状態は話せそうだ。
「冷さん！ソノ携帯電話で救急車呼んで！！俺は焦凍の火傷冷やすから！」
にしても喉が渇いた。
キッチンに行って水飲もう。そうしよう。
「随分と早い目覚めだな」
寝ぼけているのだろうか。目の前に燈矢が居る。
しかも俺の一人用の布団に潜り込んでいる。
「…本物？」
「本物」
──本物…
──本物…？
──本物…！？
「うわァ！？」
俺は布団から飛び上がり部屋の角に移動した。
当たり前だ。目覚めたら少し動いたら唇と…唇が触れ合う程の距離に、燈矢が居たんだから。
「しーー。夏くん起きちゃうだろ？」
お前のせいだろうが…！よく言うよ！！
チラッ…と、窓際で寝ている夏君を見れば、ぐっくり寝ていた。
最近は燈矢の愚痴で夜中まで起きていたようだから…。夜更かしになってなくて、よかった。
「何？顔真っ赤にして…かーわい」
緊急報告。燈矢の距離が近い。
昔は手を繋ぐ位の距離感だったのに…
最近は理由もなく抱き締めたり、キスをしたり……数えきれない程、のスキンシップをしてくる。
ほら？今も抱き締めて俺の首筋に顔を擦り寄せて、すぅぅぅ…と、吸っている。
慣れたくなかったけど、慣れてしまった。俺は猫か？
「…離して」
「何で？俺の側から離れる気？」
「ソンナ言い方すんなよ。唯、喉乾いただけだ」
「あー何時も口開けて寝るもンな。何か食べる夢見てンのか知らないけど、指入れるとパクっ！て、加えるし」
「お前！俺が寝てる間、ソンナ事してたのかよ！」
「してた。最近眠れなくて詰まらないし」
「お前…」
「俺も行くー」と、俺の腕を掴んでいる燈矢を連れながら、俺達は暗い廊下を進みキッチンへ向かっている。
キッチンへ近づくと、廊下に小さなな人影が見えた＿＿＿焦凍だ。
何でこんな時間に居るんだ？……あぁ、微かに冷さんの声が聞こえる。冷さんを探しに来たのか。
「焦───！？」
俺が話しかけようとした瞬間＿＿＿焦凍の顔に、熱湯がかけられた。
義父さんの髪色の方に、義父さんの瞳の方に。
焦凍の痛がる声…冷さんの謝る声がキッチンに響く。
「焦凍！大丈夫か！？」
「A…兄？」
よかった…！意識はちゃんとある。
身体の状態は話せそうだ。
「冷さん！ソノ携帯電話で救急車呼んで！！俺は焦凍の火傷冷やすから！」
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成瀬 - めちゃめちゃ気になるところで終わっていた…🥺 もしまだ更新する予定があれば待ってます…！！ (3月3日 23時) (
レス) @page19 id: 9d92badf53 (このIDを非表示/違反報告)
えぼし(プロフ) - コメントありがとうございます！私の作品が、性に合っているならよかったです。これからも更新頑張ります！ (2022年10月31日 22時) (レス) id: 0e1ad52da6 (このIDを非表示/違反報告)
かのん - この作品は私に性に合っていて読みやすいです!これからも更新頑張ってください❣️ (2022年10月31日 21時) (レス) @page5 id: 6d2e49b1f6 (このIDを非表示/違反報告)
えぼし(プロフ) - 湖水さん» コメントありがとうございます！即興で書いたので話しの内容がまだ思いついていないのですが、面白くなるよう頑張ります！ (2022年10月8日 7時) (レス) id: 0e1ad52da6 (このIDを非表示/違反報告)
湖水(プロフ) - テンポよく進んでいてとても読みやすいです！主人公と荼毘の会話が面白く、尊い...素晴らしいお話をありがとうございます!! (2022年10月8日 3時) (レス) @page6 id: 74d17b21fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えぼし | 作成日時：2022年10月7日 17時
