医者と幼女の超人社会ライフ〜漸〜【ヒロアカ×文スト】 (ページ10)

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いやぁ〜〜眼福、眼福。

買え、というお告げなのか、丁度二人のサイズにピッタリだった。

勿論買った。序に、紺色のパンプスも買った。

「痛っ」

「与謝野君、大丈夫かい？」

「大丈夫。
こうなったら、自分を瀕死にして…」

「こらこら」

止めて。その格好でその発言は止めて。

ロリ与謝野さんにそう言われると、心にくる……。

あの頃の森さん、物凄く恐いんだよ！BEAST森さんは少ししか描写されてないけど、普通に優しいのに。

与謝野さんは社長・乱歩さんの力があって救われたけど、この世界には二人は居ない。

……はっ！

これはもう、私がパパになるしかないのでは…！？←

「少し休もうか」

「いや、いい」

え、なんで？

「あそこ」

与謝野君が指差したのは、後ろにあるアクセサリーショップ。

「行きたかったんじゃないのかい？妾は此処で座ってるから」

アクセサリーショップ見てたの、知られてたのか。

脚が心配だったけど、与謝野君に「早く行きな！」って言われた。

…大丈夫か。買いたい物は決まってるし。

真逆、蝶の髪飾りがあるとは思わなかった。与謝野君、喜んでくれるかな？

＊＊＊

ー第三者視点ー

「おまたせ、与謝野君。
時間かかって申し訳ない。だけど、君に合うアクセサリーを見つけたん」
────与謝野君？

アクセサリーショップから出てきて、与謝野が座っているベンチに戻ってくる二人。

「いない…？」

しかし、その場に与謝野の姿はなかった＿＿＿＿

「エリスちゃん！」

「判ってるわっ───よ！」

エリスは紫色のオーラを出し、近くにある外灯に跳び移る。

しかし、エリスの視界には与謝野は居ない。

「すみません！
黒髪ショートで、白いカチューシャをつけた、10歳前後の女の子見ませんでした？」

「あの子の知り合いか！？
数分前に、突然現れた男達が女の子を連れ去ったんだ。生憎、誰も止められなくて…さっき通報した所なんだ！」

「そうですか………じゃあ、其奴等が行った方向って、判ります？」

「え？そ、そっちだけど」

男性が指差した方向に、鷗外は走り出した。

鷗外に続いて、エリスも外灯から飛び降りて走る。

「え！？ちょ、！！！」

〝受けた攻撃は必ずそれ以上にして返すこと〟

＿＿＿＿それが、ポートマフィアの掟。

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