医者と幼女の超人社会ライフ〜漸〜【ヒロアカ×文スト】 (ページ18)

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四十六人ノ幼女ページ18

《それで、要件はなんだ？

……森が電話をするなんて珍しい。
どうせ彼奴の事だ、碌でも無い事を考えているに違いない。早く会話を終わらせよう。

手短に話せ。要件によっては、手伝ってやる》

「心の声が出てるんだよなぁ…！
チビる量じゃないんだよ、お漏らしの量なんだよ。パンパースでも履いてなさい！！」

廻君はツッコミなのか、ボケなのか最近よく分からなくなってきたよ。

私が初めて八斎會に来た時は、あんなに警戒心剥き出しなネコみたいだったのに………今はもう、組長&エリちゃん大好き若頭になって…。

お母さんは嬉しいよ。

これも全て、私のおかげだよねぇ。

あ、待って。切らないで。手短に話すから！

＿＿＿＿ごほん。

「廻君の役割はとても簡単だよ。
私の代わりにパシられてほしいんだ。場所は天下の雄英高校だよ☆」

《断る》

・・・

「なんでぇ？」

《断る理由しか思いつかない。
逆に聞くが、森は俺が素直に雄英高校に行くと思うか？》

「全く思わないね」

ヒーローが嫌いな廻君が、ヒーローの卵がいる雄英高校に行くわけないよ。

私が雄英に入学することを言ったら、口にはしてなかったけど、道端の吐瀉物を見てるような顔してたんだから。

そんな事を思ってる人がいるのかねー？

…………あれ、特大ブーメランが刺さった気がするぞ。

ま、いいや。そんな事は。

私はどうしてもUSJに行きたくないんだ。大阪にあるUSJなら大歓迎だよ？エリスちゃんも喜んでくれるし。

でも、雄英にあるUSJは行きたくないんだよぉ…。面倒くさいんだよ…！

「んーーーよし。じゃあ、こうしよう！

私の持っている携帯の中には、壊理ちゃんと組長の写真が何十枚…何百枚も入ってる。
その写真は、どれも廻君が仕事で不在の時に撮ったものだ。二人がだーーい好きな君にとって、喉から手が出るほど欲しいに違いない！

そんな君に朗報だ。

廻君が私と一緒に雄英高校へ行ってくれるなら、この写真を全て渡そう」

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