【２章１話】或る爆弾 ページ11
「ところで今日は何処へ？」
近頃、街を荒した�狄与�い虎�畛�件の翌日
朝のヨコハマの街を白髪で前髪が特徴的な少年と全身が包帯だらけの二人が歩いている
白髪で前髪が特徴的な少年＿＿＿＿『中島敦』
無自覚のまま『人食い虎』に変身し暴れていたところを
かの有名な異能力集団『武装探偵社』
の一員で包帯だらけの男＿＿＿＿『太宰治』に助けられたのだ
「うん、君に仕事を斡旋しようと思ってね」
「本当ですか！」
その言葉に敦は眼を輝かせる
孤児であり無一文し。である敦にとっては此程、有り難いことはない
「伝手の心当たりがあるから先ずは探偵社に行こう」
「任せ給えよ。我が名は太宰。 社の信頼と民草の崇敬を一身に浴する男＿＿」
「ここに居ったかァ！」
太宰の話を遮るように国木田の怒声がヨコハマの街に響く
激怒している国木田の後ろからパタパタと御阿礼が歩いてくる
「この包帯無駄遣い装置！」
「……国木田君今の呼称はどうかと思う。
でも御阿ちゃんに朝から会えたのだから気にしないよ！！」
国木田に呼ばれた呼称に少し傷ついた太宰だが御阿礼の姿を見ると手を握りながら喜んでいた
だが手を握られている御阿礼は心底、嫌そうな顔をしている
「私の手を握りながら話すの止めてください。
そんな事より、おはよう敦君。良く眠れた？」
「おはよう御座います！御阿礼さん。久し振りにグッスリ眠れました」
「それは良かったわ。」
「ね〜御阿ちゃん。無視しないでよぉ〜」
「なに、この非常事態に何をとろとろ歩いて居るのだ！疾く来い！」
「朝から元気だなあ。あんまり怒鳴ると悪い体内物質が分泌されて、そのうち痔に罹るよ」
つかつかと歩いている国木田に太宰は分かりやすい嘘をついた
「何、本当か！？」
だが、国木田には冗談が通じない
「メモしておくといい」
「怒鳴りすぎると痔に罹る…と」
「嘘だけどね」
するとドガ、バキ、ゴキっと本来は聞こえてはいけない音が聞こえる
「あの……�猗鷯鏤�態�瓩辰董�」
「そうだった！探偵社に来い！人手が要る！」
「何で？」
その問に御阿礼と国木田は真剣な面で口を開く
「「爆弾魔が人質を連れて探偵社に立て篭もった！」」
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えぼし(プロフ) - 返信遅くなってすみません。初心者の作品を見てくれて此方こそ有難うございますです。 (2022年4月30日 19時) (
レス) id: 0e1ad52da6 (このIDを非表示/違反報告)
いか - 東方と文ストとか言う最高のクロスオーバーありがとうございます好きです (2022年4月30日 18時) (レス) @page1 id: fe2c98bf5f (このIDを非表示/違反報告)
えぼし(プロフ) - 有難うございます！何方とも好きな作品でなので、そう云ってくれて嬉しいです！！学校も有るので不安定更新ですが此れからもお願いします (2022年3月26日 16時) (レス) id: 0e1ad52da6 (このIDを非表示/違反報告)
乱刹 - 東方と、文ストのコラボとか最強じゃないですか！それとめっちゃ面白くて好きになりました！これからも更新がんばってください。 (2022年3月26日 14時) (レス) @page5 id: a8460a1252 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えぼし | 作成日時：2022年3月1日 2時
