トシノサレンアイ (ページ7)

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蓮「A、付き合うって簡単なんだよ」

「じゃあ私と付き合うのも？」

蓮「んーん」

「じゃあなんで簡単なの？」

純粋な瞳でこっちを見てくる

教えていいのか分かんないけどまぁ言うよね

蓮「愛がなかったから」

「え、？」

蓮「俺、元カノの事好きじゃない」

「うん、？じゃなんで付き合ったの？」

蓮「んー、なんかノリ？」

「・・・最低だね蓮くん」

蓮「・・そうだな、最低だな俺」

「うん、最低だよ」

長く続く沈黙

俺は返す言葉が分からなかった

「だけど私は蓮くんのこと信用してるの」

蓮「うん、？」

「だって蓮くん、私に惚れてる顔してる(笑) 」

蓮「、は？！」

思いもしなかった言葉に顔が熱くなるのがわかる

「私、元カノさんのことは分からないし、関わる事じゃないって分かってるから何も言う権利ないけど

蓮くんなら私のこと幸せにしてくれる気がする

っていうかしてくれるよね？」

蓮「当たり前」

Aは当たり前の様に言ってるけど

誰からそんな大人な言葉学んできたの？

また俺はAに溺れていく

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