不純愛物語～ジミンＶｅｒ．～ (ページ9)

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9 幸せにするのはページ9

僕は仕事が終わって真っ直ぐAの家へ行く。

彼女に連絡したらすぐ下へ来てくれた。

ジミン「ごめん。突然呼んで。」

「ううん。大丈夫。話って？」

僕は深呼吸してから話を続ける。

ジミン「こんなタイミングでこんな話するのはずるいってわかってるけど僕ずっと前からAが好きなんだ。」

そう伝えると彼女は困惑していた。

「えっと…好きって…そういう？」

ジミン「グクがAのこと紹介してくれたとき初めて見た時から好きだったんだ。信じてもらえないかもしれないけど一目惚れってやつ。でも僕はグクから無理矢理Aを奪おうとは思わない。グクのことも大事なのは変わりないからね。だからこそあいつが浮気してるなんて信じたくなかった。」

自分で話していてまた怒りが現れる。

あんなに彼女のことを愛していたグクがどうして。

そんな疑問も浮かび上がる。

ただどんな理由があろうとAを傷つけていることに変わりはない。

ジミン「僕に振り向いてもらえるようにがんばってもいい？」

彼女を幸せにするのは僕だ。