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15 グクの本音 ページ15
次の日僕は1番にグクを引きずり出した。
怒り、悔しさ色んな感情が混ざり合う中自分に身を任せて取った行動は……。
グクの頬を1発殴るだった。
ジミン「お前には失望したよ。」
自分が今どんな表情をしてるのかわからなかった。
でも表情筋全てが緊張状態だった。
グク「タレントの頬にパンチってなかなかのことするんだね。」
頬をさすりながら彼は言う。
ジミン「Aの気持ちを代わりに僕がね。」
グク「残念。昨日ビンタくらったよ。」
意外なことではあったがちゃんと自分の気持ちをなにかで表せていたことに安心はしていた。
ジミン「なんであんなことしたの？そんなにあの子を傷つけて楽しい？」
グク「…違うよ。」
少しためらいがちに彼はいた。
しかし言わないといけないと察していたのか話し始めた。
グク「Aが嫉妬する度に愛を感じるようになった。それが快感になって…自分でも馬鹿だなって思ってる。」
テヒョンの言っていた通りの理由で案外すんなり受け入れることが出来た。
ここで僕はある提案をする。
ジミン「僕はAが好きだ。彼女にも伝えてある。これ以上傷つくところは見たくないけどお前から無理矢理引き離したいとも思ってない。だから1日Aとデートさせてほしい。そしてグクも1日彼女とデートして僕達どっちがいいか決めてもらうのはどう？」
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作者名：ゆちこ | 作成日時：2023年12月4日 17時
