不純愛物語～ジミンＶｅｒ．～ (ページ13)

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13 色んな感情ページ13

7時半に僕はAの元へ行く。

ジミン「ごめん、待たせて。あれからどう？」

「特に怪しいところはないかな。」

僕はそれを聞いて心底安心した。

その安心が伝わったのかAも穏やかな表情をしている。

そして本題に入ろうとしたとき僕は自分の目を疑った。

僕の目線の先にグクがいた。

女の人と。

不思議そうにAは僕に呼びかける。

ジミン「あっ、ごめんごめん。あのさ場所変えない？」

とにかく彼女を遠ざけたかった。

「でもグクに近くの公園って言っちゃったし…」

そのときグクは隣にいた女性をしっかり抱きしめた。

そして嬉しそうにする彼女の声は僕たちのところまでしっかり聞こえた。

振り向こうとする彼女を僕は無意識に抱きしめた。

何も見ないように。

そして

僕の怒り、悲しみ色んな感情を冷静にするために。

彼女はググに心配かけたくなくて場所を帰る提案を嫌がった。

それくらいグクを一途に想ってるのに。

彼はなにがしたいのか。

冷静になればなろうとするほど彼女の涙が多くなるほど抱きしめる強さは強くなっていった。