不純愛物語～ジミンＶｅｒ．～ (ページ12)

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12 戻った幸せページ12

あれから1週間がたった。

グクとはあの話には触れずいつも通りに接していた。

グクとAは仲直りしたのかグクが態度を改めたのか前と同じ2人に戻ったような気がした。

それに対しての僕の心境はやっぱりがっかりもしている。
でもうれしさもあったり。

そしてもう1つ。
あの一件の直後にテヒョンに相談した内容が頭から離れなかった。

恋人の嫉妬しているところを見たいがためにわざと他の異性と接する。

グクとAの関係が良好になった今気にすることではないのはわかっている。

でもなんとなくもう一波乱あるような気がしていた。

そんなときに彼女から連絡がきた。

『告白の返事がしたいから今日会えないかな？』

この連絡まで僕は自分が告白したことを忘れていた。

律儀な彼女のことだからあいまいにしたくなかったんだろうと思い今日の仕事が終わり次第会う約束をした。

グク「今日Aと会うんだよね？」

突然後ろからグクに声をかけられびっくりする。

ジミン「うん。ちゃんとグクに伝えたんだ。」

グク「告白の返事聞いたらすぐ帰してね？」

ジミン「どの口が言ってるんだか。わかってるよ。」

僕の気持ちは今日で本当に終わらせると誓ったんだ。