不純愛物語～ジミンＶｅｒ．～ (ページ11)

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僕は家に帰りため息をつきながらソファに座る。

ジミン「告白なんてするつもりなかったのに。」

グクもAも僕の大事な人だからその2人の関係を裂くことはしないと決めていた。

なのに思いもよらないグクの浮気疑惑に僕の方が幸せにできるのにと考えることが多くなった。

それにAのあんな表情を見てしまったら口に出してしまった。

ジミン「…抱きしめとけばよかった。」

変な後悔をし始める自分に呆れて笑いが出る。

そして今日のググの様子も思い出した。

彼は完全に僕対して嫉妬しながら近づいてきた。

他の女の人の影があるということはAに冷めたってことではないのか。

冷めてないならなぜ他の女の人と関わりを持つのか僕は疑問しかなかった。

考えすぎたせいか僕は無意識に電話をかけていた。

テヒョン『もしもし？』

ジミン「あ、ごめん。突然ちょっと聞きたいことがあるというか。」

テヒョン『なに？』

ジミン「冷めてはないのに他の異性と関わりを持つ恋人の心境ってなんだと思う？」

テヒョン『なんだそれ。うーん、恋人と相性がいいか再確認するためとか？』

テヒョンの返答に納得するとそれはグクに当てはまらない気がした。

テヒョン『あとは嫉妬する恋人の反応見たいとか。』

最後のテヒョンの返答に僕はなんとなくそれに当てはまる気がした。