6 2人きり ページ6
目の前にいたのは黒髪ボブに目が大きくて顔もびっくりするほど小さいものすごく幼い女の子がいた。
テヒョン「あっ、はい。初めまして…。」
「早いですね!まだ始まる30分前なのに。」
テヒョン「す、すみません。楽しみと緊張がなんか入り交じって…。」
「あははっ!ぜーんぜん大丈夫です!ほらほら、座りましょ?」
明るい笑い方も落ち着く声も全ていちごみるくそのものだった。
いちごみるくちゃんはどうぞと自分の席の隣のイスを引いてくれた。
まさかの隣かと思いながら僕は座る。
「お名前教えて貰えますか?ユーザー名で!」
テヒョン「Vです。」
「あー!Vさん!毎日見てくれてますよね?」
テヒョン「え?知ってたんですか?」
「もちろん!毎日コメントしてくれてるけど読めてなくてごめんなさい。でも知ってますよ!」
世にいう認知というやつだろう。
これがこんなにうれしいことだなんて知りもしなかった。
テヒョン「ありがとうございます!」
こんな感じで2人きりの時間が続いた。
30分前なんて早すぎたかと心配したけど今はその判断に間違いはなかったと本当に感謝する。
そして話しているうちに参加者が次々とやってきてついにオフ会は始まった。
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作者名:ゆちこ | 作成日時:2023年8月1日 22時