𓇬𓂂 僕の好きな人は配信者 𓇬𓂂 (ページ4)

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4 ラッキーボーイ？ページ4

次の日僕は何となくそわそわしていた。

オフ会にもし参加できたらなんて考えながら仕事をこなす。

ジミン「テヒョンいいことあった？」

突然ジミンが僕の顔を覗き込んできてびっくりする。

テヒョン「特に何も？」

ジミン「嘘つき。なにもとか言いながらニヤけてるのわかってる？」

ジミンは笑いながら僕の頬をつんつんとつついた。

きっとジミンの指摘がなければニヤついていたことなんてわかってない。
もしかして今日ずっとにやけてたのかと思うと恥ずかしくなった。

ジミン「例の配信者？」

テヒョン「そう。オフ会やろうかなって話をしてて参加したいなって。」

ジミン「え！めっちゃいいじゃん！でもここ最近忙しいしスケジュールびっしりだもんね。」

そう、そこが問題なのだ。

例えオフ会の日が決まっても僕が空いている確率が低い。

ため息をついた瞬間だった。

彼女のSNSが更新された通知がなる。
僕は急いで中身を見た。

テヒョン「……うそ。」

ジミン「どしたの？」

テヒョン「オフ会の日3日間設定してくれてるみたいなんだけどそのうちの1日だけ休みだ。」

ジミン「参加しなよしなよ！」

テヒョン「でも1日に参加できる人数6人だし人数多かったらランダムに選ぶって書いてる。彼女最近人気だし参加表明しても…。」

ジミン「なに弱気なこと言ってるの？この忙しい中でオフの日1日重なったんだよ？もういくしかないでしょ！」

ジミンに背中をばしばし叩かれ僕はそれに乗せられて参加表明のDMを送った。

ジミンが言うように僕はラッキーだ。だったらこのままその波に乗れるかもしれないなんて考えながらドキドキしていた。