20 団結力 ページ20
テヒョン「ということで!ヒョンたちのアドバイスくださいっっっ!」
今までの経緯をヒョンたちに説明しアドバイスを求めた。
一刻も早く彼女を助けたいが自分の頭だけじゃ何も思い浮かばなかった。
ナム「気持ちはわかるけど無理だよ。事務所が関わってて個人の動きだけで変わるわけないでしょ。」
ホビ「僕もそう思う。」
ヒョンたちの正論に言葉が出ない。
こういう反応が帰ってくることはわかっていた。
僕はなにも言い返せないままただ黙っていた。
ユンギ「…スカウトすれば?」
テヒョン「え?」
ユンギ「小耳に挟んだ程度だけど今MVだけ参加してくれる女の子探してるみたいだよ。有名人同士だとファンが揉めるとかなんとかで。もし探してるならお願いしてその子の事務所からうちの事務所に引っ張ったらいいよ。」
テヒョン「そんなことできるの!?」
ジン「できるできないよりやってみたら?」
ジンヒョンが僕の頭をぽんぽんと撫でる。
ホビ「確かにそれならいけるかも!なんなら僕達で激推ししようよ!」
ナム「僕達全員からの推薦なら少しは効果あるかもね。」
みんなの団結力に僕は泣きそうになった。
僕はヒョンたちに抱きついてたくさんのありがとうを伝えた。
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作者名:ゆちこ | 作成日時:2023年8月1日 22時