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5 きれいなところ ページ5

早速B組に集まると周りが少し騒がしくなった。

女子「ねぇ、ジンくんだよ!ジンくん!」

女子2「実行委員になってよかったんだけど!」

こんなのはもう慣れている。

しかしこんな注目されると委員長が困るのではないかと思いちらっと隣を見たらいつもと変わりない凛とした姿勢で座っていた。

やっぱり少し見とれてしまう。

先生「実行委員始めるぞー。」

教室に先生が入ってきて早速委員会が始まった。
とは言っても今日はただの顔合わせみたいのもので自己紹介と資料を貰うだけだった。

連絡事項は全て委員長がメモしてくれていた。
そんなメモを見ると思った通りきれいな字だった。

先生「じゃあ、今回はこれでおしまい。次は来週だ、よろしくな。」

ぞろぞろとみんな帰っていく。

「帰らないんですか?」

ジン「一応同じ委員だから待とうかなって。」

そう言うと一瞬びっくりしたような表情を浮かべすぐに片付けを始めた。

「ありがとうございます。じゃあ、これから文化祭までよろしくお願いします。」

そう言いながら差し出された手は細長くてきれいな手だった。

委員長ってすごいきれいなところがたくさんあるんだなんて感動しながら僕は委員長の手を握り返した。

6 意外な一面→←4 文化祭



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設定タグ:ジン , キムソクジン , BTS   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ゆちこ | 作成日時:2023年6月14日 19時

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