𓈒𓂂 𓈒𓍼 もう一度僕と恋をしませんか。 𓈒𓂂 𓈒𓍼 (ページ24)

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24 冷たい反応ページ24

それから僕はあの出来事を謝ろうと思ったが今更どうその話を持っていけばいいのかわからずスマホの画面とにらめっこ状態だった。

グク「ジンヒョン最近スマホ見すぎじゃない？」

ジン「ああ、いやちょっとね。」

グク「あっ！これAちゃんの本？いいなぁ、僕も読みたい！」

机の上に置いておいた彼女の本。

全部読んだが本当に面白い作品だった。

僕たちへの取材や仕事の見学をフルに活用できていて文章も分かりやすく繊細な物語だった。

そのとき僕は作品の感想を送ろうと思った。

嘘偽りのない感想を彼女に送り返事を待った。

仕事をしている間に返信は来ていてすぐにこの間の謝罪文を送った。

それに対してすぐに返事が来たが。

『いいえ。気にしないで。』

のたった二言。

僕は彼女の冷たい反応に少し戸惑った。

いや、怒って当たり前だ。

ちゃんと会って話したい。

そう思い送ったがしっかり断られた。

僕の中で焦りがでてくる。

なんであんなことをしたのかという後悔も。

ジミン「ジンヒョン？顔真っ青だけど大丈夫？具合悪い？」

心配そうに僕に声をかけるジミン。

ジン「全然大丈夫。ごめん、心配かけて。」

ジミン「…ジンヒョン悩み事でしょ。僕に教えて。」

メンバーのことをよく見ているジミンには全てお見通しだった。

話そうか迷ったが今は誰かに聞いてもらいたい気分で僕は経緯を全て話した。