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3 委員長 ページ3
ジン「そもそもお前はどんな子がタイプなんだよ。」
友「かわいくてー優しくてーかわいいこ？」
ジン「顔じゃん。」
友「ちげぇよ！まぁ、でも委員長みたいな人は無理だな。」
友達の視線を追うとクラスの委員長が座っていた。
真面目な彼女は笑顔も少なく口数も少ないせいかクラスに馴染めている感じはしなかった。
ただ委員長というだけあって周りを注意することが多い。
その2つの原因が合わさり周りから好かれることがなかった。
僕も苦手だ。
でもちゃんと見ると姿勢は正しくてきれいだし髪もサラサラで肌も色白。
思わず見てしまう要素はたくさんある気がしていた。
ジン「まぁ、そのうちできるでしょ。」
友「俺はお前と違ってもてないんだよ。」
ジン「僕がモテるのはしょうがない。かっこいいから。」
うるせぇと笑い合うこの瞬間があれば僕は満足だった。
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作者名：ゆちこ | 作成日時：2023年6月14日 19時
