☆*: ツンデレユンギは恋をする ☆*: (ページ24)

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Last その後の俺たちページ24

「わぁ！ユンギ！！すごいすごい！あの曲まだランキング乗ってるよ！」

俺が作業している隣できゃーきゃー騒ぐAがいた。

あの日Aに聞かせた新曲はAの言う通り大ヒットだった。

ユンギ「…うるさい。」

「うわ！ひどい！」

そんな会話をしているとテレビに俺たちのインタビュー映像が流れた。

『armyのこと世界一愛してます。』

そんなセリフを言ったのは間違いなく俺だった。

「あーあー。私にはこんな甘いセリフ言ってくれないのに。うるさいだよ？彼女に向かってさぁ。」

横をちらっと見るとふくれっ面をした彼女がいた。

きっと知らないだろうけどそんな姿さえ俺は愛おしくてしょうがない。

ユンギ「A」

頭を撫でながら名前を呼ぶと彼女はこちらを向いた。

ユンギ「愛してる。」

そう言い終えて俺はゆっくりAにキスをした。

俺は愛情表現なんて苦手で。

されるのもするのも苦手で。

でも不思議なことに彼女を相手にすると言葉でも行動でも愛を伝えたくてしょうがなくなる。

そんな俺の行動、言動全てに幸せそうな笑顔で返す彼女を俺は一生幸せにするって俺は決めたんだ。