☆*: ツンデレユンギは恋をする ☆*: (ページ13)

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13 好きの答えページ13

今日の仕事も終え帰宅途中。

「今日の取材の話の時ユンギと目合った気がしてちょっとどきっとしちゃった。」

ずっと沈黙だった中突然マネージャーがしゃべりだした。

取材の時のことを思い出して少し恥ずかしくなる。
あのときマネージャーを見たのはわざとだった。

自分の気持ちの意思表示みたいなもの。

「もしかしてユンギも私の事好きなのかなとか勝手に思っちゃって。」

俺は黙って話を聞き続けた。

どう返答したらいいのかわからなかった。

俺は愛情表現というものが苦手だから。
どう伝えたらいいのかわからないしマネージャーみたいにバカ正直に言えるわけもない。

考え込んでいたら家に着いた。

「今日も好きでした！」

車を降りようとした時彼女は言った。

ユンギ「……俺も好き。」

「えっ！？」

彼女が聞き返してくる前に俺はドアを閉めた。

顔が熱くてたまらなかった。

車を発進させたことを確認して俺は少しだけ外にいた。

顔の熱を冷ますためにそして自分の気持ちを少し整理するために。