☆*: ツンデレユンギは恋をする ☆*: (ページ11)

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11 嫉妬ページ11

今日は久しぶりメンバー全員との仕事だった。

マネージャーが部屋に入りスケジュールを伝える。

グク「マネージャー飲み物欲しい！」

「持ってくるね！」

ホビ「ダンス練見ててね！」

ナム「よかったら意見も欲しい」

「もちろん！」

みんなと親しそうにしている姿を見てなぜかモヤモヤしていた。

なんだか面白くない。

彼女が控え室を出ていくのを見てあとを追う。
自分でもなにがしたいのかわからなかった。

ユンギ「ねぇ。」

「はい？」

自動販売機の前に立つ彼女に声をかける。

ユンギ「なんで俺には敬語だしさん付けなの？」

考えれば彼女はいつまでも俺に敬語だった。

他のメンバーのほうが俺より親しそうなのが面白くなかった。

ユンギ「俺に散々好きって言ってるくせに」

世にいう壁ドン状態に追い詰め彼女を見つめると顔を赤くしていた。

「ユンギ...？」

なんだかこっちが恥ずかしくなり彼女から離れる。

ユンギ「飲み物買うなら買いなよ。持つの手伝う。」

恥ずかしさを隠すため俺は彼女に背を向けた。