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no.side
数時間後、彼らは会議室に集まった。
Aの帽子を見ると、ボロボロと涙を流す。
かつては敵で、信じられなかった、A。
今では大切な仲間として、強くて、尊敬できて、信頼していた。
そのAが死んだという事実は総統であるグルッペンもショックを受けているようで、暗い表情をしていた。
shp「......嘘や...嘘や嘘や！！Aさんが死ぬなんてありえへん！！」
gr「ショッピ...。」
shp「あんな強い人が死ぬなんて俺は認めへん！」
ショッピは涙だらけの顔で、いつも使っている敬語もなく、叫んだ。
kn「ショッピ！！止めろ！」
shp「...先輩......。」
コネシマの瞳は涙が溜まっており、心がないと思われていた彼も、Aがいなくなったことに悲しんでいる。
ショッピはその表情を見るのが初めてだった。
gr「...比較的、被害は少なく済んだ。だが、少なくとも、死んでしまった者はいる。
仕方のないこと。戦争があるこの世界では、いつでも死と隣あわせだ。
Aは、自身の命と引き換えにこの国を勝利に導いたんだ...。」
悲しそうな声。
その声は、誰も聞いたことがない。
仲間を失った総統の言わなければならない運命。
"仕方のないこと"
"彼は必要な犠牲である"
グルッペンの言葉で、会議室は静まり返った。
と、その時。
会議室の扉が勢いよく開かれる。
『ﾊｧ...ﾊｧ......誰が、死んだ、と？』
その場にいた全員がハッとなり、座っていた者は立ち上がり、全員が扉の方を見る。
それは、いつも聞いていた声。
そこには1人の男が立っていた。
その男は黒の軍服を身にまとい、右側にはマントをしているが、とてもボロボロ。
被っていたと思われる帽子は無い。
gr「A...？」
『他に誰がいるって言うんだ、グルッペン。』
その男は柔らかく微笑んだ。
グルッペンの頬を涙が垂れる。それは他の幹部も同じで、再び涙した。
『泣くなよ...。まぁ、あんな別れ方をした俺も俺で悪いが...。』
gr「今回は、全部お前が悪いゾ。」
『...すまん。だが、我々国が勝ったみたいで良かった。皆、無事みた...い..だ....。』
gr「A！？」
Aはふらりと倒れそうになり、それを近くにいたゾムが受け止めた。
zm「おい、A！？」
sn「ゾム！とりあえず、医務室に！」
zm「あぁ！」
ゾムはAを連れて行き、ついて行くように皆医務室に向かった。
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ゆかり(プロフ) - あうあさん» ありがとうございます！最後まで読んでいただきありがとうございました！(*´∀｀)番外編が出るまでお待ちください☆ (2020年5月12日 20時) (
レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
あうあ - 最っ高でした。完結おめでとうございます！お疲れ様でした！！番外編楽しみにしています！ (2020年5月12日 20時) (レス) id: 8787b22be6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - らうさん» ありがとうございます(*´∀｀)ベルア国と白い人ですねφ(.. )了解です！番外編が出るまでお待ちください☆ (2020年5月11日 23時) (レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
らう - お疲れ様でしたー！！本当にめっちゃもうすごい楽しかったです！！(?)ちょっと寂しい気もしますが…番外編、楽しみにしています！！！ベルア国の幹部？さん達との絡みも見たいですね…！！某白い人との絡みも見たいなーなんて…()番外編も頑張ってください！！ (2020年5月11日 23時) (レス) id: 6a8d655ba3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 奈飴亜@歌い手色の占ツク民達さん» ご丁寧にありがとうございます(*´∀｀)アイラの恋について私も応援したいですね！番外編が出るまで時間がかかるかもしれませんが、お待ちください☆ (2020年5月11日 17時) (レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかり | 作成日時：2020年4月9日 23時
